和室の必要性

お家のプランニングを考えるとき、多くの方が和室を作るべきか否かと悩まれます。

一昔前は1階にLDKと和室という間取りが基本でしたが、独立した和室は使い辛く結局デッドスペースになってしまいがち。それならLDKを広く作ろうという風に一時は和室のないお家も多くなりました。

 

ですが最近また和室の需要が高まっているように感じます。やっぱり床に座ったり寝転んだりできる畳は私たちに安らぎを与えてくれるアイテムです。

同じスペースで部屋を用意するのであれば和室にしておく方が用途が広いとも言えます。

例えば、布団があればフローリングの上に寝ることが出来るかと言えばそれは難しいでしょう。フローリングは固すぎてマットレス等を重ねた上でないと体が痛くて寝心地はとても悪いです。そこが個室であった場合、寝るという要素を満たすためにはベッドを入れるなどして利用するしかなく、そうなると今度はその部屋は寝室にしか使うことは出来ません。

その点、和室であれば昼間は布団を片付けて色々な用途で利用することが出来るでしょう。

 

座卓と座布団を置けば応接室やリビングとして、食事を運んできて食卓として、また小さな子供を遊ばせたり遊び疲れてそのまま寝てしまっても畳の上なら抵抗はないでしょう。お母さんが洗濯をたたんだりアイロンがけをしたりする場所としても便利です。

 

と言う様に和室は使い方次第で色々な用途を果たすことが出来るのです。無くてもいいかもしれないけれど、あると便利でやっぱり何だか落ち着く、心が安らぐのが和室の良い所なのかもしれません。

 

次にお家のスペースの関係で和室までは作れないけれど畳コーナーなら上手く取れるということもよくあります。畳コーナーとは4.5帖以下の畳スペースの事を言うことが多いですね。部屋というよりは部屋の端にある一角が畳になっているというイメージです。

畳が好きなら畳コーナーでも十分楽しむことは出来ます。畳のい草はスポンジの様な小さい穴で構成された構造になっていて吸湿・放湿性能に優れているため、いつもサラッとした肌触り。断熱性もあり夏は涼しく、冬は暖かさを与えてくれます。その他、空気の浄化作用やい草の香りによる鎮静効果もあると言われているんですよ。

 

ソファや椅子ではなくそのまま床に座りたいという方にはそれが例え3帖の畳コーナーであったとしてもフローリングじゃなくてやっぱり畳の上の方が座りやすいのでは?端にカウンターを付けておけばそこでパソコンや勉強なども出来ます。

 

もちろん小さな子供のお昼寝や着替えスペースとしても十分機能を発揮してくれます。

ただ、注意が必要なのは畳コーナーでは布団を敷いて寝るにはちょっと狭いということです。布団1枚のサイズというのは畳1帖よりも一回り大きくなるのではみ出してしまいます。なので来客用の寝室としての利用は難しいかなと思います。

 

畳コーナーの場合、床を1段高くするということもよくあります。床を上げることで通常の場所とは違う特別感を出すことが出来ます。他にはLDKではソファや椅子に座るため、LDKとの目線の高さを揃えるという効果もあります。段差は15㎝から高くて40㎝くらいの間で設定することが多いでしょう。40㎝は結構高いので高さの確認は必ず必要です。

高さを上げると下に引き出し収納をつくる事もできます。子供のおもちゃやこたつ布団など畳コーナーやリビングで利用するものを収納しておくのも便利ですね。

 

 

使い方は人それぞれです。和室を考えるとき「どうして和室が欲しいのか、何のために欲しいのか」それを考えて作ることが重要です。用途によって和室なのか、畳コーナーでも希望は果たせるのかが変わってくるからです。

 

最後に私的には畳の存在や香りがどこか癒しを与えてくれる、ごろんとした時の感触はフローリングとは比べ物になりません。子供をとりあえず寝かす時なんかもやっぱり畳が最高だと思います。好みの問題だったり暮らし方なんだけど、あると何だかホッと出来たり便利なスペースになるのでは。

 

 

 

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