9月も半ばを過ぎました。
災害続きのこの頃、地震の恐さはずっとあるけれど想像を絶する猛暑に大雨。
私が子供だった頃とは随分変わったなと感じます。
家づくりの仕事に携わった頃からも刻々と気候の変動や自然災害が増えています。
以前は新建材と呼ばれる万能に見える材料を使って欧米の様なデザインを真似た○○風のお家づくりを望まれるままに建ててきました。
決して快適とは言えない性能でも、それが当たり前の様にいつしか感じていたのかもしれません。家づくりの本質はどこにあるのか、悩んだ時期でもありました。
「家ってなんだろう。
ただ暮らすための箱?
しあわせな人生ってなんだろう」
まずは漠然とそんな大きなテーマのもと家づくりについて考えるようになりました。
家とは人の暮らしを守り育むもの。
毎日を快適に暮らすことがしあわせな人生の基本なのでは。
答えは本当はわかっていたのかもしれません。
自分がどの様なものに心を落ち着かせ和み安心するのか。
太陽や風、自然の声に耳を傾けて自然と共に暮らす。
食べ物や肌に触れるものは自然でオーガニックなものを選ぶように家も体にやさしい、自分にあったものを学んでつくり込む。
そして子供たちの未来をまもること。
でも実現するまでにはたくさんの学びとチャレンジの日々でした。
真の快適性を実現するためにたくさんの素材と出会い学んで使ってみる。
自分達の健康と地球の為に、何よりやはり自然素材は欠かす事が出来ません。
その自然素材も一言で言えないくらいたくさんあり、自分たちが求めるものと出会うまでもたくさんの月日を要しました。
でも、自然素材だけではやはり快適性を追求出来ない。
家の快適性には高気密と高断熱が大切な鍵になりそれにはサッシや断熱材の性能とその全てをきちんと施工する事がとても大切です。
宮大工出身の棟梁にもたくさんのアドバイスをもらいました。
日本の自然にある地域の木や漆喰を使い建てられた家の素晴らしさも改めて学びました。
そしてたどり着いた今がCoco+n+famille(ココファミーユ)の自然素材住宅の家です。
家はほとんどの人にとって一生に一度のものなので
簡単に決めないで
自分や家族の人生や居場所について改めてしっかり考えるきっかけにして欲しい。
全てが叶わなくてもその思いを根底に建てた家はきっと家族に寄り添ってくれる家になると考えています。
そんな私達のお家づくりのこと、それから家づくりに役立ちそうな疑問なども私なりに分かりやすくお伝えできればと思っています♪♪
因みに我が家にはやんちゃな2Boysがいます。
彼らの笑顔をずっと守るために、地球に優しい家づくりを何より大切に頑張ります。
※”家づくり知恵袋”は、家づくりに役立ちそうなヒントを私なりに分かりやすくお伝えするヒント集です。