自然素材住宅・木と漆喰の家づくり.奈良・天理の工務店ココファミーユ.夢工房

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2024年10月11日

高気密・高断熱住宅には、湿気対策が欠かせません

奈良県天理市で、自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを手掛ける「ココファミーユ|夢工房」です。

近年、住宅業界では2022年に断熱等級や省エネ性能が引き上げられたことにより、断熱性能ばかりに注目が集まっています。

 

しかし、断熱性能と同じくらい重要な「気密性」と「湿気対策」については、あまり注目されていないのが現状です。これが結果として住環境の悪化につながる可能性があります。

そこで今回は、断熱性能に加え、気密性能と湿気対策の重要性についてお話しします。

 

 

高断熱化によるカビリスクの上昇

 

日本の湿気の多い気候では、カビのリスクが常に存在します。昔の家では床下を外気にさらして換気を促すなど、通気を重視していましたが、寒さを我慢する必要がありました。

 

現代では、建築技術の進歩により高断熱化が進み、快適な温熱環境が実現されています。しかし、高断熱化だけでは不十分で、気密性を高めるとともに湿気対策も重要です。特に、海外では高気密・高断熱住宅の普及に伴い、湿度の管理が不十分でカビや室内環境の悪化が問題となった事例も見られます。

 

 

GreenBuildingAdvisor(GBA)事例:湿気、カビ、そして室内環境

 

アメリカの住宅業界でも、高気密・高断熱住宅に移行する際に湿気管理の重要性が認識されています。2010年に発表されたGreenBuildingAdvisorの記事によれば、古い建物は通気性が高いため湿気が溜まることは少なかったが、現代の高気密住宅では湿度が上昇し、結露やカビのリスクが高まっていると指摘されています。

 

 

Humidity, Mold, and Indoor Air Quality
https://www.greenbuildingadvisor.com/article/humidity-mold-and-indoor-air-quality 以下引用)Older buildings rarely had condensation problems in cold weather because they were so well ventilated — meaning leaky. The relative humidity in an old home would rarely rise above 25%. As we have built tighter houses (and in some cases failed to provide mechanical ventilation), the indoor relative humidity has gone up.(GOOGLE翻訳)
古い建物は、換気が非常に良好で、漏れやすいため、寒い季節に結露の問題が発生することはめったにありませんでした。古い家の相対湿度が25%を超えることはめったにありません。私たちがより堅固な家を建てるにつれて(そして場合によっては機械的な換気を提供できなかった)、室内の相対湿度は上昇しました。

補足解説
住宅寿命が日本の2-3倍と言われるアメリカでの古い家は相当古い家で日本でいう昭和20年以前の古民家レベルと推定されます。
また堅固な家とは高気密高断熱住宅のこと。

 

 

建物の外皮の断熱性能が向上し、気密性が高まることで、室内の温度環境が快適になり、冷暖房の必要性が減ります。

しかし、その一方で、換気が不十分になる可能性があり、室内に湿気がたまりやすくなります。この湿気が原因でカビが発生しやすくなり、室内の空気の質に悪影響を与えることがあります。

 

 

 

湿気対策が不可欠な理由

 

高気密・高断熱住宅では、断熱性能を高めることでエネルギー効率は向上しますが、湿気対策が不十分だと結露が発生しやすくなります。これにより、カビや木材の腐敗など、住環境や建物の耐久性に悪影響を及ぼす可能性があります。

 

湿気を防ぐためには、湿気を外部に逃がす「透湿住宅」や、湿気を防ぐ「防湿住宅」など、適切な換気や設計が求められます。透湿性のある建材を使用することで、結露を防ぎ、住まいを長持ちさせることができます。

 

高気密・高断熱住宅を選ぶ際には、エネルギー効率とともに住環境の改善を考える必要があります。そのため、気密性能や湿気対策に詳しい建築会社に相談することが大切です。

 

私たち「ココファミーユ|夢工房」では、自然素材を使った透湿性のある家づくりを手掛け、世代を超えて住み継げる健康的な住まいを提供しています。高気密・高断熱住宅をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

2024年10月5日

フルリノベには住宅ローン(借換)がオススメ

奈良県天理市で、自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを手掛ける「ココファミーユ|夢工房」です。

築年数が経ってきたお家を大規模リフォームするか、建て替えるかお悩みの方へ資金計画の参考になればと当記事を作成しています。

みなさまの参考になれば幸いです。

 

 

リフォームと資金計画

リフォームの資金計画は

1.現金
2.リフォームローン

が選ばれること多いです。
しかし、お家を長期間ながく安心に、そして快適に暮らせるような大規模リフォームにおいては費用も大きくなるので、選択肢を間違えると大きな損が出てしまうことがあります。

 

そこで、最近ではフルリフォームを行う際に、住宅ローンを活用するケースが増えています。通常、住宅ローンは家を購入する際に使うイメージがありますが、実はフルリフォームでも利用できるんです。今回は、フルリフォームで住宅ローンを使う方法や、そのメリット、注意点を分かりやすくご紹介します。

 

 

住宅ローン借り換えとリフォーム資金を組み合わせる

 

上質な内装で快適に過ごしたい、新築に負けない住宅性能で快適に暮らしたいと思ったときに、リフォーム資金を上乗せして借り換えるのも賢い選択といえます。

借換とはA銀行で借りた住宅ローンの残債(まだ返済していない金額)がある場合でも、その残債額に加えてフルリフォームのため資金も併せて借入をすることです。

住宅ローンの借り換えと同時なら、リフォーム資金を含めたお借入が可能です。今より低い金利に借り換えることで、お借入額に上乗せしても返済額は下がる可能性があります。

 

楽天銀行の住宅ローン借り換えとリフォーム資金の組み合わせについてはこちら

 

 

 

フルリフォームで住宅ローンを利用するメリット

1. 金利が低くてお得

リフォーム専用ローンに比べると、住宅ローンは金利が低く設定されていることが多いです。金利が低いと、月々の返済額が少なくなるので、負担が減ります。

2. 返済期間が長くて安心

住宅ローンは長い返済期間を前提としているため、リフォーム専用ローンよりも毎月の支払い額を抑えやすく、安心して返済を続けることができます。

3. 性能向上させるリフォーム

性能向上リフォームを行うことで、住宅の価値が上がることがあります。そのため、借りられる金額を増やせることもあり、リフォーム内容をさらに充実させることができます。

 

 

リフォーム分は住宅ローン控除も可能

 

住宅ローンを利用してリフォーム(増築や省エネ、バリアフリーなど)を行った場合、住宅ローン減税の対象となります。これは、入居した年から10年間、ローン残高の0.7%が所得税から控除される制度です。また、所得税で控除しきれなかった分は住民税からも一部控除されることがあります。詳しくは税務署のサイトを参考にしてください。

 

 

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1216.htm

 

 

 

生まれ変わる大規模リフォームで安心な暮らしへ

 

家族の快適さや暮らしの質を大きく向上させるチャンスです。そのためには、無理のない資金計画が重要です。住宅ローンを上手に活用すれば、理想の住まいを手に入れながら、月々の負担も抑えることができます。

ココファミーユ|夢工房では、お客様の理想を叶えるための様々なリフォームプランをご提案しております。気軽にご相談ください

2024年9月28日

カビの季節『秋』に向けて、シックハウス対策と自然素材リフォームで空気をきれいに保ちましょう

こんにちは!奈良県天理市で、自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを手掛ける「ココファミーユ|夢工房」です。

秋といえば、過ごしやすい気候でついリラックスしたくなる季節ですが、

実は「カビ・ダニの季節」とも呼ばれる時期でもあります。
特にこの時期、室内の空気環境が悪化しやすく、適切な対策をしないと、知らないうちに健康に影響を及ぼす危険性が潜んでいるのです。

今回は、シックハウス対策や自然素材を使ったリフォームを通じて、どうやって秋の空気をクリーンに保つかについて詳しくご紹介します。

 

秋はなぜ「カビ・ダニの季節」?

秋は、湿度が高くなる季節です。特に台風の影響などで雨が多い時期には、室内の湿度も上がりやすく、空気がこもりがちになります。そのため、カビやダニが繁殖しやすく、気温20〜30℃、湿度70〜80%という秋の気候は、これらの微生物にとって理想的な環境です。

 

特に気をつけたいのが、夏の終わりから秋にかけて寿命はおよそ2〜3ヶ月程度の大量のダニの死骸。これが空気中に飛散し、アレルギーの原因になったり、室内の空気を悪化させたりします。シックハウス症候群と呼ばれる症状は、ダニやカビ、そして化学物質が原因で、頭痛や咳、目のかゆみなどさまざまな不調を引き起こします。特に小さなお子さんやアレルギーを持つ方には、気を配っておきたいポイントです。

 

 

 

換気時に高性能フィルターで花粉をカット!

そこでおすすめなのが、高性能フィルターを備えた換気システムです。このシステムは、窓を開けずに換気を行うことができ、室内に入る空気をしっかりとフィルタリングして花粉やホコリを除去します。特に、当社が提案するフィルターシステムでは、花粉やPM2.5などの微粒子もカットできる高性能なフィルターを使用しているため、花粉症の方やアレルギー体質の方にも安心してご利用いただけます。

 

 

https://www.njkk.co.jp/product/squareflow_parts.html

 

 

自然素材の力でシックハウス症候群を防ぐ

「ココファミーユ|夢工房」では、化学物質を使わず、自然素材を取り入れた家づくりを推奨しています。自然素材は、合成接着剤や化学薬品を含まないため、シックハウス症候群の原因となる有害物質を抑えることができます。

 

例えば、無垢材のフローリングや自然塗料を使った壁材は、空気中の有害物質を吸収し、自然な調湿効果を発揮するため、カビの発生も抑えることができるのです。また適度の調湿効果をもつ自然素材は湿度コントロールに適しています。

 

「ココファミーユ|夢工房」では、自然素材を活かした住まいづくりや換気システムの導入を通じて、家族全員が健康で快適に過ごせる空間を提供しています。秋のカビ・ダニ対策、空気清浄のためのリフォームをお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。皆さまの健康と快適な住環境づくりを、全力でサポートいたします。

2024年9月18日

子どもの成長と共に変わる家づくり|友だちを招きやすい空間づくりのアイデア

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房のスタッフです。

 

お客様とアフターメンテナンスでお家訪問する際にお話しする中で、「家はどうあるべきか?」と改めて考えさせられることが多いです。私たちの住まいには、ただ家族が住むだけでなく、子どもたちの成長や日々の生活をより豊かにするためのアイデアが詰まっています。

 

 

コロナで暮らし方は変わった部分もありますが、直前の調査でも暮らし方の変化があったことがあります。今回は小学3年生の子どもたちの放課後の過ごし方に変化についてまとめました。

 

 

 

子どもの友だちの家には行くことが減っている。

厚生労働省の調査によれば、小学3年生(8歳~9歳)の子どもたちが放課後に過ごす場所がここ数年で大きく変わっています。特に、子どもの友だちの家を訪れる機会が減っていることが分かりました。

 

これは、家の役割を考える私たちにとって、新たな視点を持つきっかけになりそうです。

 

 

 

 

子どもたちの広がる社会性にあわせて「友だちの家」にお呼ばれし、迎い入れることもあるかもしれません。
ただ、その機会はコロナ前からもだいぶ減っているようです。
コロナ後ではより顕著なのかもしれません。

 

あわせて、
共働き家庭が増え放課後に過ごす場所として「学童保育」が増えているこなど、子どもたちの放課後の過ごし方にも変化が起きています。

 

 

 

多様な視点の理解など子どもたちは遊びを通して学ぶ

 

 

 

友達と遊ぶ中で、異なる背景や考え方を持つ人々と接することで、多様な視点を理解する能力が育まれます。これにより、柔軟な思考や創造的な問題解決能力が発達するそうです。

 

子どもの健やかな成長を望むなら、家づくりの時もこの時代の変化においても対応できる家を考えていきたいですね。

 

 

 

子どもの友だちを呼びやすく、便利にするアイデア

 

リビングの一角や庭にプレイスペースを設けることで、子どもたちは気軽に友だちを呼ぶことができます。オープンな空間であれば、親も安心して子どもたちの様子を見ることができ、友だちも歓迎されていると感じられます。

 

またリビングスペースを大きめにとることでプレイスペースを確保することもできます。

 

 

また、子どもたちがリビングで遊びやすくするために、家具の配置を工夫するのもポイントです。大きなテーブルを置く代わりに、可動式の小さなテーブルや収納を活用することで、遊びのスペースを柔軟に変えることができます。

 

 

https://store.shopping.yahoo.co.jp/mobel/1088238.html

 

家づくりを考える際、ただの「住まい」ではなく、子どもたちがのびのびと成長でき、友だちとの交流がしやすい環境を整えることも大切です。子どもたちが放課後に過ごす場所や友だちを招きやすい工夫を取り入れることで、家は家族だけでなく、周りの人々との繋がりを広げる役割を果たせるでしょう。

 

 

私たちココファミーユ|夢工房では、子どもの成長を見据えた柔軟な家づくりを提案しています。ぜひ、家づくりに関するご相談があれば、お気軽にお問い合わせください。家族の未来に寄り添う家を、一緒に考えていきましょう。

 

 

2024年9月7日

ジャパンディ|和の美しさと北欧家具を融合させた理想の住まいづくり

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房のスタッフです。

近年、徐々に人気がでているスタイルがあります。それが今回紹介する”ジャパンディ”

名前の由来は、「Japan(和)」と「Scandinavian(北欧)」を組み合わせた言葉。和の趣と北欧文化(インテリア)が融合した新しい住まいのスタイルなんです。

 

木の文化やミニマリズムなど似た文化を持つからこそ相性もいいですよね。

 

 

ジャパンディの魅力

ジャパンディでは、畳やふすまといった伝統的な和室の要素をそのまま取り入れるのではなく、「侘び寂び」の精神を表現した空間づくりを重視します。そこに北欧の心豊かな暮らしの工夫をプラスして、「心地よい空間」を実現するというのが基本的な考え方です。

 

北欧インテリアをお好みの方が、自然とジャパンディスタイルの家を注文する流れはよく見られます。シンプルながらもどこか遊び心のある北欧家具と、落ち着いた和のデザインが見事にマッチします。

 

 

 

ジャパンディスタイルを取り入れたいアイテム

CH24 Yチェア

 

https://www.actus-interior.com/product/ch24-y-chair/

ACTUSにて販売されているYチェア

 

デンマークのデザイナー、ハンス J. ウェグナーが1950年にデザインした「Yチェア」。このチェアは、美しい木のフレームとペーパーコードの座面で構成されており、今なお世界中で愛され続ける名作です。未晒しクラフト紙を撚り合わせて作られた座面の質感は、和の要素とも調和します。

 

 

 

畳や小上がり

 

和の居心地の良さを感じさせる「畳」や「小上がり」もジャパンディスタイルの魅力の一つ。無垢の木材や自然素材を使った空間は、どこかほっとする安心感を与えてくれます。

 

 

 

照明:レ・クリント

https://www.leklint.jp/

 

デンマークの建築家、P.V. イェンセン・クリントが日本の折り紙からインスピレーションを受けてデザインした「レ・クリント」の照明。シンプルながらも独特のフォルムが魅力で、デンマークの工房で熟練した職人たちが一つ一つ手作りしています。

 

 

 

日本と北欧の美の共鳴

ジャパンディスタイルの家づくりは、無駄を省いた美しさと豊かさを感じさせる空間を生み出します。オークやチーク、チェリー、マホガニーなどの天然木材を使った家具は、温かみと懐かしさをもたらし、安心感を感じさせるでしょう。

 

無垢の木が好きな方や北欧インテリアに興味がある方は、ジャパンディというスタイルをぜひ検討してみてください。和の心地よさと北欧のシンプルさが、きっと新しい住まいにぴったりの空間をつくり出してくれるはずです。

 

 

 

素敵なお家が建ちます。

現在、西長柄町内にて素敵な家を建築中です。
モデルハウスともに建築中と完成住宅を体感いただけますので、ぜひご覧になってください。

 

 

2024年8月29日

水と空気にこだわった子どもの健康と住まいとは?

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房のスタッフです。

子どもの健康を守るためには、住まいの環境が非常に重要です。特に水や空気の質が悪いと、子どもたちはさまざまな健康問題に直面する可能性があります。この記事では、住環境が子どもの健康に与える影響と、改善のための具体的な方法について考えてみましょう。

 

室内空気

人間が一生のうちに摂取する物質のうち、半分以上(約57%)が室内空気です。健康的な生活を送るためには、食べ物や飲み物と同じように、室内の空気にも気を配る必要があります。そのため、常に室内の空気を清潔に保つこと(室内換気)が非常に大切です。

 

大塚製薬 https://www.otsuka.co.jp/bst/column/01/

 

 

また、子どもは大人よりも体の水分比率が多いため、住環境の影響をより受けやすいといえます。一般的に「体の6割は水分」と言われますが、実際の水分量は年齢によって異なります。

成人男性の理想的な体水分率は55〜65%
成人女性の理想的な体水分率は45〜60%
特に、内臓がまだ未熟な幼児には注意が必要なそうです。

 

体内に取り込まれた水は、小腸と大腸の粘膜を通じて吸収され、血液となって体内を巡ります。最終的には腎臓から排出されるまで、体内で重要な役割を果たしています。水の質も健康に直接影響を与えるため、住まいの水質管理は大切です。

 

 

住環境が悪い場合に子どもに現れる症状

アレルギー症状や喘息の悪化
ダニやカビ、ホコリが多い環境では、アレルギー反応が起こりやすくなります。特に湿度が高いとカビが繁殖しやすく、喘息やアレルギー症状の悪化の原因となります。子どもが咳をしたり、鼻づまりが続く場合は、空気の質を見直すことが必要かもしれません。

また化学物質が多く含まれる環境では、子どもの肌は敏感に反応しやすく、湿疹やかゆみ、乾燥肌などの症状が現れることがあります。特に、新築やリフォーム直後の住まいでは、塗料や接着剤から放出される揮発性有機化合物(VOC)が肌のトラブルの原因になることがあります。

 

 

子どもの健康を守るための住環境改善のポイント

自然素材の活用

 

建材やインテリアには、できるだけ化学物質の含有量が少ない自然素材を選ぶことが大切です。無垢材や自然塗料、綿や麻などの天然繊維を使うことで、住まい全体の環境を改善することができます。また、室内の調湿性を持たせる無垢材や漆喰もおすすめです。

 

 

換気システムで高性能フィルターを選択する

メンテナンス負担が少なく、空気を常にきれいに保つことができる「ルフロ400」などの換気システムも有効です。ルフロ400は24時間、365日、目に見えないニオイやホコリ、さまざまな室内の汚れを除去し続けます(詳細はこちら)。

ルフロ400カタログ https://www.njkk.co.jp/Portals/0/images/download/other_catalog/catalog_luflow400.pdf

 

子どもの健康を守るためには、住環境の改善が非常に重要です。水や空気の質を清潔に保ち、アレルギーや皮膚トラブルを予防することで、より健康的な生活が実現します。

家族全員が安心して暮らせる住まいを目指し、日々のケアに努めましょう。

お家づくりの際にはぜひ取り組んでみてください。奈良でご検討の場合はココファミーユ|夢工房からより良いご提案をさせていただきます。

 

 

2024年8月18日

夫婦間でお家づくりの想いが違う場合の最適な方法

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房のスタッフです。
弊社には小さい子どもにも優しい建材で建てる家なので、子育て世代の方にもお問合せを多くいただいております。

家づくり、暮らし方の希望も夫婦間で違いがあることが普通です。

意見の違いも含めて相談していただけることも多いです。
今回は夫婦間でお家づくりに対する想いが異なる場合の対処方法についてまとめました。
ご意見が違う場合などの参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

夫婦間で意見が違うのは当たり前

夫婦間でお家づくりに対する想いが異なる場合、スムーズに進めるための工夫や配慮が求められます。特に、奥様が積極的にお家づくりを進めたい一方で、ご主人が後ろ向きな場合や、その逆の場合、それぞれの立場で何を考えているのか、そしてそれにどう対処すべきかを見ていきましょう。

 

 

 

1. 奥様が積極的、ご主人が後ろ向きな場合

奥様が家づくりに積極的で、ご主人が後ろ向きな場合、奥様は家族が安心して暮らせる快適な住環境を求める気持ちが強いことが多いです。将来の家族計画や子育てを見据え、デザインや内装にこだわり、自分の理想を実現したいという想いが前面に出てきます。一方、ご主人は、コストに対する懸念や、生活の大きな変化に対する不安を抱えることが多いです。ローンの支払い能力や、時間や手間の負担を考えると、現状維持が安心だと感じる場合もあります。

奥様の将来の暮らしに対して鮮明なイメージがあって
ご主人様にはそのイメージが少しぼやけている、メリットを感じられていないと言うことがあるのではないでしょうか。

 

ご主人様の暮らしたいイメージをつくっていくこと。
併せて、住宅ローンなどの支払いの不安や建築会社の違いについての知識など懸念や不安を軽減していくことをオススメします。一度に大きな決断ではなく、まずはモデルハウスなどを見て、体感し新しい家で何が変わるのか?
ご主人様のどんな希望にも叶えることができるのか?かんがえてみるのがオススメです。

 

まずは弊社のモデルハウスにご夫婦に来店いただけますと心理的な負担を減らし二人が一緒に進んでいる感覚をお持ちいただけると思います。

 

 

2.ご主人が家づくりに対して熱意を持ち、奥様が慎重な場合

ご主人は資産価値や将来の投資視点から家づくりを考え、理想の住まいを家族に提供したいという気持ちが強い方が多いです。また性能など数値にこだわる家づくりも男性の方が多いように思います。

また、DIYや趣味を活かした家づくりを楽しみたいと考えることが多いです。一方、奥様は日常生活の動線や家事のしやすさに重点を置き、現実的な使い勝手や負担を心配します。さらに、ローンや将来の経済状況への不安もあり、新しい環境への大きな変化に対する抵抗感も持つことが一般的です。

 

この違いは両立できます。
性能や家事のしやすい生活動線をしっかりとシミュレーションすることで家づくりの計画を急がず、段階的に進めることで、奥様が新しい環境に対する心理的な準備を整える時間を確保しましょう。

 

 

 

新しい家はご夫婦のための家だからこそ共感しながら進めてほしい。

ご夫婦にとって家づくりは結婚式以来の大プロジェクトなことも多く、そんな価値観を持っているんだとはじめて知るタイミングになることも多いように思います。お互いの考えや価値観をしっかり共有し、共感しながら進めることが今後の夫婦生活にとっても大切です。

家づくりは家と言うモノを買うのではなく、楽しんで互いに納得できる点を見つけ出し家族の将来を考える場なのではないかと思います。

夫婦の暮らしのこと。
子どもたちの未来のこと。
家づくりはそんな話をする良い機会です。

意見が違ってあたりまえ。
その上でぜひ楽しめるお家づくりをご一緒にしましょう。

ココファミーユでは勉強会やモデルハウス見学会などを行っております。
ぜひご参加ください。

 

2024年7月30日

低断熱の家では熱中症に気を付けてください

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房のスタッフです。

 

暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?セミが鳴き響くこの夏、「冷房をつけると寒く、切ると暑い」という現象、皆様のご家庭でも起きていませんか?

実はこれ、住宅の性能が大きく影響しています。もちろん、個人差で温度の感じ方が違うこともありますが、ここでは住宅性能に焦点を当ててお話しします。そして、この問題を地球温暖化と比較してみましょう。

 

断熱性の低い家で起きること

例えば、炎天下で車を1時間放置すると、まるでサウナのようになります。先日、YouTubeで車に肉を置くとローストビーフができるほどの温度になる動画を見ました。これは断熱性の低さに加えて、窓からの日射取得で車内が高温になるためです。

 

 

 

断熱性の低い外皮+性能の低い窓の家でも似たことが起きる

熱中症の発生場所の統計を見ると、住宅での発生が多いことがわかります。特に高齢者だけでなく、仕事をしている世代でも4割から3割程度が自宅で熱中症にかかっています。

 

また重症になるケースも年々増えています。

 

 

気温上昇の影響

大阪では1980年代から急激に気温が上がっており、40年ほどで2℃~2.5℃上昇しています。これは熱中症とも関係があると考えられます。

 

 

レディング大学の気候科学者エド・ホーキンス教授が作成した温暖化ストライプは、過去150年以上にわたる気温の上昇を視覚的に表現したものです。1つのストライプが1年を表し、色が青から赤へと変化していきます。産業革命以降、世界中で気温が上昇してきた様子が一目でわかります。

https://showyourstripes.info/

 

 

 

低性能の住宅が熱中症を引き起こす理由

高温、多湿、風が弱い、輻射熱があるなどの環境では、体から外気への熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。

人の温度の体感は輻射・対流・伝導の3つの要素から成り立つ
熱は輻射、対流、伝導の3つの要素から成り立ちます。対流はエアコンなど気流によって熱が移動し、輻射は日光や断熱材を通して伝わる熱です。低性能な住宅では、輻射熱を吐き出す壁や屋根、輻射を透過する窓の影響で暑くなりすぎます。

 

 

30年後も快適に暮らすために

温暖化の影響により、夏はますます暑くなるでしょう。性能の低い家で暑いまま暮らすことは非常に危険です。30年後の未来も快適に暮らすためには、断熱等級6以上を標準とするココファミーユの家を選ぶことが重要です。空調に頼りすぎず、未来にわたって快適な暮らしができる家を建ててください。

お気軽にご相談いただければ幸いです。

2024年7月20日

お施主様インタビューをyoutubeに掲載しました。

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房のスタッフです。

先日、無事にお引渡しが完了したお施主様に、住み心地や暮らしの変化についてインタビューさせていただきました。その際、ご厚意でインタビューの様子を動画撮影させていただけることになりました。本当にありがたいことです。

実際にココファミーユ|夢工房でお家を建てられたお施主様から、たくさんの貴重な本音をお聞きすることができました。

 

・新居で一番気に入っているところは?
・新しいお家を建てたきっかけは?
・賃貸とは異なる点は?
・お家づくりでこだわったところは?(奥様)
・お家づくりでこだわったところは?(ご主人様)
・引越し後に新たな発見はありましたか?
・ココファミーユを選んでいただいた理由は?

 

など、多くのご質問をさせていただきました。お話を伺っている間、時間があっという間に感じるほど、充実したひとときでした。

 

 

 

注文住宅の場合、お家が実際にそこにあるわけではないので、暮らしをイメージするのが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

今回のお施主様インタビューを通して「注文住宅を建てたことでどう暮らしが変わったのか」、「新しいお家でどのように楽しんでいただいているのか」を具体的に知ることができるのではないでしょうか。

お施主様の体験こそが本当の声であり、そしてそれこそが私たちが提供したい暮らしそのものです。

良いお客様に恵まれ、このような素敵なお家を提供するお仕事をさせていただいていることに、心から幸せを感じた素敵な時間でした。
重ねて、感謝申し上げます。今後もお家を通じて一生のお付き合いをさせていただければと思います。

 

2024年7月13日

奈良のPFAS汚染状況を調べてみた。浄水器による除去についても

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。

最近にぎわすPFASについて調べてみました。

 

有機フッ素化合物の一部で、約12000種類があるそうです。
撥水・撥油性、熱・化学的安定性など有用な物質のため幅広い用途で使用されています。

世界的規制条約であるPOPs条約では、発がん性について疑いのある3種類(PFOS、PFOA、PFHxS)については規制対象となり、現在追加が検討されているそうです。

 

 

環境省公表「自治体による河川や地下水などのPFAS調査」

 

 

 

https://www3.nhk.or.jp/news/tokushu/20240612/pfasmap/#6.75/34.826/135.692

 

引用:このマップは、環境省が公表した令和4年度の自治体による河川や地下水などのPFASの調査結果をもとに、都道府県に取材した結果を反映させたものです。
表示するデータを選択しマップの市町村をタップすると、地点ごとのPFASの値が確認できます。

 

おっと、、奈良市は規定値を超えている!?天理市も黄色?
奈良の水がPFAS汚染でされているの?と驚きましたが、内容を見ていくと少し様子が違うことがわかります。

 

 

奈良市は菩提川地域のPFAS汚染?

奈良市の状況を見てみると
菩提川が暫定目標値50超える赤色になっているようです。

 

菩提川とは猿沢池などを経由する川で奈良市街地を通る際に下水道と一体になる合流式下水道になっているため水質悪化となってしまっているそうです。

水道水の水源ではない川ですから、
あまり心配する必要はないのではないでしょうか。

 

 

https://www.kkr.mlit.go.jp/plan/happyou/thesises/2013/pdf01/25.pdf

引用「菩提川をよごさない会」

 

 

奈良市の水道水における有機フッ素化合物(PFOS・PFOA)の検出状況について

天理市はWEB上に公開されていませんが、奈良市では浄水場浄水と給水栓水におけるPFAS情報が公開されていました。奈良市では1年に4回検査を行っています。

他の行政を見ても年4回は比較的多いように思われます。

暫定目標値(50ng/L)よりは低いのであまり気にしなくても大丈夫?と言えるのでしょうか。

 

 

 

気になる場合は浄水器を使用する?

水回り最大手LIXILは2023年自社浄水カートリッジでの除去試験を実施し、公表しています。

https://newsroom.lixil.com/ja/20230901_02

 

浄水カートリッジには除去できるものとできないものがあります。

水栓デザインとともに物質除去を確認するようにしましょう。

 

 

 

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tel:0743-67-7080
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奈良・天理で新築注文住宅を建てるなら工務店ココファミーユ.夢工房

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