自然素材住宅・木と漆喰の家づくり.奈良・天理の工務店ココファミーユ.夢工房

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2023年5月27日

除湿しても寒く感じにくい 自然素材の空間

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。

無垢フローリングや漆喰、セルロースファイバーなど自然素材は調湿性を持っている建材です。
そのため、湿度の高い季節でも快適に暮らすことができます。

 

 

さて、そんな自然素材は除湿しても寒く感じにくい空間にすることにも寄与しているということはご存じでしょうか?

今回の記事は自然素材の持つ『除湿しても寒く感じにくい性質』(蓄熱性・熱容量)がつくる一定の室温がつくる快適な空間について書いていきます。

 

 

気密・断熱だけじゃない室温の話

 

 

暑さ、寒さには気密・断熱が重要です。
ただもっと小さな局所的な体感的な意味での暑さ・寒さの話になると気密断熱だけでは不十分になってきます。

 

 

つまり、人の体感温度は複雑です。

と言うのも
体感温度は温度(室温)だけでなく、
・壁や床からの輻射熱(冷たい場合は冷輻射)
・湿度
・風(気流)
・日射(陽射し)

 

 

と温度や湿度以外にも多くの外的要因によって体感温度は変わってきます。
(ちなみに代謝量や着衣量などを体感温度の内的要因と言います。)

 

 

 

パッシブデザインの住宅では上記を設計に組み込む

 

寝室のように運動量も少なく、一定の体感温度に保ちたい部屋であったり、
アクティブに動き回わりたいが電化製品も多く発熱量も多いリビングなど、

間取りを考えていくうえでも、
暑くなりすぎないよう
寒くなりすぎないよう考えていくこと。

パッシブデザインの基本的な考え方です。

 

 

 

パッシブデザインに吹抜けリビングが多い理由

 

昔の家、断熱性能が乏しかったリビングでは吹抜けは寒い、暑いものでした。
高い天井で開放的な視覚的な魅力と引き換えに、吹抜けの体感温度の住みやすさはそれほど良いものではなかったのです。

 

本当の高気密高断熱になると寒さ、暑さは問題にならなくなりました。
つまり、高い断熱性と気密の施工性で不快でないところまで来たのです。

ここからが自然エネルギーの活用ともいえるパッシブデザインの話になります。
なので、本当の高気密高断熱が必須であるということを知っておいてください。

 

 

 

リビングは人が集まる場所だから

 

皆様のお家のLDKにはどんな家電製品が置かれてますか?

・テレビ
・冷蔵庫
など

 

実はこれらの大型家電は大きな発熱量を持ちます。
また1人≒100Wが一般的な発熱量と言われ、人も部屋を暖める要因になります。
つまり、家族が集まり、ちゃんと高気密高断熱住宅だとリビングは暖まりやすいと言えるのです。

 

大きな空間で空気の温度差ができると自然と気流ができるので、りビングに吹抜けがあると空間の体積が増え、余分な熱を逃がすことができるのです。

 

 

 

高気密高断熱だけど冷たく感じる家と無感の家

 

パッシブデザインに脱線してしまいましたが、自然素材で除湿しても寒く感じにくい空間をつくる重要性も実はここにあります。

自然素材には一定の温度に保つ性質(熱容量)を持っています。
これらの素材でつくられた空間は局所的な寒さや暑さを軽減することができ、室内を快適に暮らすことが実現します。

 

目に見えない熱の話ですからわかりにくいかもしれませんが、

「土鍋と鉄鍋」
「陶器とガラスコップ」

 

 

アンドエヌイー(&NE) https://www.andne.jp/

 

 

入れるものにあわせて、最適なものを選んでいると思います。
実はなんとなく熱容量を体感として理解しているもの。

 

家には、熱容量が豊富で温度が変わりにくい自然素材が暮らしやすい。
自然素材からの輻射熱で除湿して空気が少し冷たくなっても寒く感じにくい空間になるのです。

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