奈良県天理市で自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを手掛けるココファミーユ|夢工房です。
ココファミーユさんのインテリアテイストは「ジャパンディ」ですね。
先日、親しくさせていただいているインテリア関係の会社さまから、そのようなお言葉をいただきました。当社では、自然の温もりを感じられるテイストを提供してまいりましたが、こうして具体的に評価いただけることは大変ありがたく、嬉しく思います。
ジャパンディとは?
「ジャパンディ」とは、日本の「伝統的な和の要素」と北欧の「居心地の良さ」を融合させたスタイルです。この名称は、”Japanese”(日本)と”Scandinavian”(北欧)の「di」を組み合わせた造語です。
木材、リネン、ウールなどの天然素材を使用した家具やインテリアを中心に、アイボリー、ブラウン、グレーなどの落ち着いたベースカラーで統一されている点が特徴的です。
このスタイルは2020年前後に海外で注目を集め、日本でも逆輸入される形で広まりつつあります。
日本の「禅」と北欧の「ヒュッゲ」の調和
「ジャパンディ」は、異なる文化的背景を持つ日本の「禅」と北欧の「ヒュッゲ(心地よい時間)」という2つの思想を調和させたものです。
日本の「禅」
日本の禅は、精神的な平穏と集中を重んじる考え方です。「今、この瞬間」を大切にし、無駄なものを排除することでシンプルで静かな心の状態を生み出します。座禅や茶道といった実践を通じて、物事に対する深い気づきと感謝の気持ちを育むのが特徴です。
この「禅」の精神は、米アップル社の創業者スティーブ・ジョブズが自社の製品デザインに取り入れたことでも知られています。ジョブズは禅を通じて、余分なものをそぎ落とし、洗練された美しさを追求しました。
北欧の「ヒュッゲ」
一方、北欧の「ヒュッゲ」は、デンマーク語で「心地よい時間」や「居心地の良さ」を意味します。小さな幸せを日常に見つけることを大切にし、リラックスした空間や温かい光、親しい人々と過ごす静かな時間が心を満たします。物質的な豊かさよりも、感覚的な快適さや人間関係を重視する文化です。
ジャパンディの魅力
この2つの思想を組み合わせたインテリアスタイルが「ジャパンディ」です。
禅が持つ「伝統的な和の要素」によるシンプルで無駄のない空間に、ヒュッゲの精神を取り入れることで、温かく心地よい時間が自然に流れる空間を作り出します。
こうした空間は、日常の中に安らぎが自然と現れます。
お家づくりの際にお考えいただきたいテイスト「ジャパンディ」
ぜひ、暮らしに取り入れてみてください。