奈良県天理市で自然素材を使った、健康的で快適な住まいづくりを手掛けるココファミーユ|夢工房です。
昨日、今日と平屋の上棟を行いました。平屋の魅力は何といっても1階建てならではの 暮らしやすさと快適さ を備えた住まいです。
長く住む家と考えたときに平屋を選択される方が増えたように思えます。
そんな住宅寿命を長く想定していただけるお客様に夢工房を選んでいただけること、大変うれしく思います。
今日は上棟と、長く暮らせる工夫についてお話していきます。
当たり前ですが、平屋には階段はありません。
そのため室内での移動は平行の移動しかないため、動きやすくなります。
また家族との距離が近づきやすくコミュニケーションが増えるとも言われています。
腐らない「緑の柱」を採用しています。電車の線路の枕木や木製のジェットコースターなどに採用されている実績があります。
完成すると目にすることがあまりなくなる柱だからこそ、安全でしっかりと家を支えます。
二重屋根+二重断熱(W断熱)
今回の施工では、屋根に 木質断熱材 を使用し、さらに 室内側からセルロースファイバー を充填することで、熱容量の調整を行い、温度の変化をゆるやかにする工夫を施しています。
2重屋根に加えて2重断熱(W断熱仕様)です。
二重屋根で夏の暑さ対策
弊社では 二重屋根 を採用しています。この構造により、設計上の想定を超える形で夏の暑さを軽減することができます。
真夏、屋根は太陽熱によってその表面温度は60度以上に達します。
屋根職人さんたちが履く靴の滑り止めゴムが溶けたという話はよく聞きます。
素材によっては70度近く まで上昇するそうです。
その熱が屋根裏へと伝わるとどれだけ断熱していても室内は暑くなってしまいます。
このような高温環境を防ぐために、二重屋根を採用しています。
大きな通気層を設けることで屋根表面から侵入する熱を通気層で排出できるようにして、屋根裏への熱の侵入を抑えることができます。
施工の手間が2倍 になり、材料も2倍 必要です。しかし、夏の暑さが年々厳しくなっていくことを考えると、数十年先まで快適な住環境を保つための大切なことです。
今から完成に向かう平屋も何十年と家族が快適に暮らし、守る家になります。
建てる時から手間ひまかけることの答え合わせはずっと先ですが、将来に渡って住み継げる家を建てています。