奈良県天理市で自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを行う「ココファミーユ|夢工房」のスタッフです。
今年の夏は日本各地で「猛暑」が予想されているそうです。
海洋研究開発機構(JAMSTEC)が年始に発表された「ラニーニャ現象の発生と今後の見通し」では、2025年2月平均気温の異常値が予測されていました。
そして、ラニーニャ現象が予想通りに出てしまったそうです。
ラニーニャ現象、太平洋の真ん中あたりの海水温が下がる現象です。
上の図ではハワイの下の方が青くなっていくことがわかります。
なぜ2025年の夏は特に猛暑になるのか?
今年は特に、太平洋熱帯域の海面水温が**ラニーニャ現象寄り**になっています。
ラニーニャが発生すると、
– 冬は寒く
– 夏は猛暑になりやすい
という特徴があるそうです。
つまり、2025年夏は「猛暑」になるそうです。
もちろん、地球温暖化の影響も
まずはこちらのデータをご覧ください。
「#ShowYourStripes」は、世界中の気温変化を色のストライプで表現したプロジェクトです。
紫色のポイントをクリックするとその地域のストライプを表示することができます。
左から右へと青から赤になっていっていることがわかります。
最後は赤褐色になってしまっています。
これは温度が高くなっていることを示しているのですが、コレではわかりにくいですよね。
ストライプ図の上の「BARS WITH SCALE」にすると下記のようなグラフになります。
地球温暖化が進んでいることは一目瞭然です。
こちらは大阪の気温推移(1850年〜2024年)を表したもの。
青い時代(涼しい)から赤い時代(暑い)へと、色が変わっていく様子が一目でわかります。
特に2000年前後から赤色が急増し、**温暖化が加速**していることがはっきりと見て取れます。
2023・2024と平均温度が上がってしまっています。
近年は+1℃以上の高温が続き、今や「暑い年が当たり前」になりつつある現状です。
これからの家づくりに大切なこと
「#ShowYourStripes」が教えてくれるのは、
残念ながら地球温暖化は進んでしまっているという厳しい現実です。
だからこそ、
これからの家づくりでは
– 省エネな家を建てること
– 建築時にCO₂をできるだけ出さない家づくりを心がけること
がとても大切です。
一般的な石油系素材を多用する家づくりでは、
建築時点で多くのCO₂を排出してしまうことが知られています。
たとえば、
– 自然素材を選ぶ
– 地産地消の木材を使う
– 長持ちする設計にする
などの工夫によって、建てるときから未来にやさしい家をつくることができます。
未来に誇れる家を考えてみましょう。