自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを行う「ココファミーユ|夢工房」のスタッフです。私たちは、お客様が末永く安心して暮らせる家を提供するため、目に見えない部分にもこだわっています。
その一つが、建物の耐久性を根幹から支える「ハウスガードシステム」の採用です。
このシステムは、大切な家を木材の腐れ(腐朽)や白蟻の被害から守るためのもの。特に近年の高気密・高断熱住宅において、非常に重要な役割を果たします。
「うちは大丈夫だろう」
「薬剤を散布すれば問題ない」
そう思っていませんか?実は、その考え方が、将来の大きなリスクに繋がってしまう可能性があるのです。
今回は大切な我が家を白蟻の被害から守り抜く「ハウスガードシステム」と、その要となる「緑の柱」について、その重要性をお伝えしたいと思います。
従来の「散布する防蟻」の不安点
これまで主流だったのは、建物の土台や柱に防蟻剤を散布する方法です。しかし、この方法にはいくつかの不安が残ります。
効果の持続性:薬剤の効果は永久ではありません。一般的に5年程度で効果が薄れるとされ、再散布には費用も手間もかかります。床下での作業となるため、確実な施工が難しい場合もあります。
健康への懸念:いくら安全性が高い薬剤とはいえ、化学物質であることに変わりはありません。特に、近年の住宅は気密性が非常に高いため、室内に薬剤が揮発し、シックハウス症候群などの健康被害につながるリスクがゼロとは言い切れません。小さなお子様やペットのいるご家庭では、特に気になるところですよね。
家の資産価値の低下:一度でも白蟻の被害にあうと、建物の耐久性が著しく低下します。修繕には多額の費用がかかるだけでなく、家の資産価値そのものも大きく下がってしまいます。
見えないところで、被害は静かに進行します。 気づいた時には、構造の大部分が食い荒らされていた…なんてことも珍しくありません。
「ハウスガードシステム」とは?
そこで注目されているのが、夢工房が採用する「ハウスガードシステム」です。
これは、従来の「後から薬剤を散布する」という考え方とは全く異なります。
「そもそも白蟻が食べられず、腐らない木材で家を建てる」
という、根本的な解決策です。
その中心となるのが、写真にも写っている緑がかった木材、通称「緑の柱」です。
この「緑の柱」は、木材の細胞の中にまで、安全性の高い防腐・防蟻剤を加圧注入して作られています。
ハウスガードシステムのここがスゴイ!
効果が半永久的に持続:薬剤を表面に塗るのではなく、木材内部に浸透させているため、効果が揮発したり、流れ出したりすることがありません。長期間にわたって、大切な家を守り続けます。
人体に安全:使用されている薬剤は、人体への影響が非常に少ない安全なものです。また、薬剤が木材内部に固着しているため、室内へ揮発する心配もありません。高気密住宅でも、安心して暮らすことができます。
木材の劣化も防ぐ:防腐効果も非常に高いため、湿気による木材の腐れも防ぎ、家の耐久性をさらに高めてくれます。基礎としっかり結合された「緑の柱」。この柱が、長年にわたって家を支え、白蟻の侵入を許しません。
安心できる住まいのために
白蟻対策は、家を建ててから考えるものではなく、建てる前に、どの工法を選ぶかが非常に重要です。
特に、隙間が少なく、一度侵入されると被害が拡大しやすい高気密住宅だからこそ、その場しのぎの対策では不十分です。
夢工房が標準仕様で採用している「ハウスガードシステム」は、将来にわたって住む人の健康と、大切な家の資産価値を守るための、いわば「一生モノの保険」と言えるでしょう。
家づくりをご検討の際は、ぜひ夢工房にご相談ください。目に見えない部分までこだわり抜いた、本当に安心できる住まいをご提案いたします。