奈良県天理市で自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを手掛けるココファミーユ|夢工房です。
寒さが続いていますが、少しずつ春の足音が聞こえてきました。暖かくなるのは嬉しいですが、それと同時にやってくるのが「スギ花粉」。
2月から飛び始め、3月には飛散量が増え、多くの方がくしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状に悩まされます。私自身もそのひとりです。
外出時にはマスクやメガネを活用して花粉対策をする方が多いですが、家の中ではできるだけ花粉を持ち込みたくないもの。そこで今回は、花粉症対策を取り入れた住まいづくりについて考えてみましょう。
スギ花粉とヒノキ花粉は3月から
室内干しを快適にするランドリールーム
花粉が多い時期に外干しをすると、洗濯物に大量の花粉が付着してしまいます。そこでおすすめなのが、ランドリールームの活用です。ランドリールームとは、洗濯機や乾燥機を設置し、洗濯物を干すための専用スペースのこと。家事動線を考慮して設計されることが多く、
– 花粉の影響を受けずに洗濯物を干せる
– 洗濯から収納までの動線がスムーズ
– 部屋干しの嫌な臭いを防ぐ換気設備も設置可能
といったメリットがあります。乾燥機を併用するとさらに快適になり、花粉を気にせず一年中清潔な洗濯物を着ることができます。
帰宅時の花粉対策スペースをつくる
外出から帰宅すると、衣服には花粉やホコリ、ウイルスなどの微粒子が付着しています。これらを室内に持ち込まないために、玄関付近に花粉を払い落とす専用スペースを設けるのが効果的です。
玄関にコート掛けやハンガーを用意すると、上着をすぐに脱いでかけることができ、室内への花粉の持ち込みを減らせます。あわせて、除菌スプレーや消毒シートを置いておくとさらに衛生的です。
手洗いがあるとさらに便利ですよね。
24時間換気システムで花粉を防ぐ
帰宅時に衣服を払う、室内干しや空気清浄機を活用するなど、室内に花粉を持ち込まない工夫も大切ですが、換気の方法を見直すことも重要です。
窓を開けると花粉が室内に入り込んでしまうため、24時間換気システムを活用するのがおすすめです。
「ルフロ400」は、日本住環境株式会社が提供する第3種ダクト式24時間換気システムです。このシステムは、
– モーター1台で計画的な換気を実現
– 低ランニングコストで運用可能
– 常に新鮮な空気を室内に供給
といったメリットがあります。
外気を取り込む際(給気)に高性能フィルターで花粉をしっかりと捕集することで室内空気をに保つことができます。
高性能フィルターで花粉対策を強化
ルフロ400には、さまざまな種類のフィルターを設置できます。特に、花粉対策に効果的なフィルターを選ぶことで、家の中を快適に保つことができます。
フィルター名 | 特徴 | 交換目安 |
---|---|---|
QDフィルター | 超通気性・防虫対策が可能 | 1年 |
CSフィルター | 高通気性で花粉軽減効果がある | 2年 |
標準フィルター | 減音効果があり、花粉をある程度カット | 1年 |
EXフィルター | 臭気を吸着し、快適な空気環境を実現 | 1年 |
HGフィルター | PM2.5・花粉対策に優れた性能を持つ | 2~3か月 |
https://www.njkk.co.jp/Portals/0/images/download/other_catalog/catalog_luflow400.pdf
特に花粉対策に効果的なのは、「HGフィルター」や「CSフィルター」です。
PM2.5対策にも対応しており、静電気を帯びた繊維素材が花粉をしっかりキャッチします。
家に居るのがもっと好きになる!
家の花粉対策をしっかりと行うことで、
– くしゃみや鼻水の症状を軽減
– 快適で清潔な室内環境を維持
– 家の中がリラックスできる空間に
といったメリットがあります。
春の花粉シーズンも、適切な換気システムとフィルターを活用しながら、家の中を快適な空間に保ちましょう。家から花粉を追い出し、心からくつろげる住まいをつくりませんか?