自然素材を使った健康的で快適な住まいづくりを行う「ココファミーユ|夢工房」のスタッフです。
私たちは日頃、お客様との家づくりの中で、ある一つの質問を必ず投げかけるようにしています。
それは、「家を建てたら、そこで何をしたいですか?どんな暮らしをしたいですか?」という問いです。

多くの方が、土地探しや予算、間取り、デザインといった「家そのもの」に関わる部分から考え始めがちですが、本当に大切なのはその先。
「新しい家で、どんな人生を送りたいか」という、暮らしへの想いなんです。
最初は「よく分からない。」と感じる方も多いと思います。
それで大丈夫です。上記の画像のような家づくりノートを通して本当にどんな暮らしを求めているのか?
知っていくことができます。
実際に書いてもらうと本当に多様な、そして時にはご夫婦で意見が違う「理想の暮らし」の風景が見えてきます。
例えば、
友達を呼んで、気兼ねなく楽しめる賑やかなホームパーティをしたい!
広いリビングで、各々の好きな場所でのびのびと過ごしたい。
趣味のDIYやガーデニングを存分に楽しめる土間や庭が欲しい。
週末の朝は、キッチンから焼き立てパンの香りが漂うような、ゆったりとした時間を過ごしたい。
リモートワークが快適にできる、集中できる書斎スペースが欲しい。
洗濯物を畳まずにしまえる、家事ラクな動線を徹底したい。
いかがでしょう? 皆さんの心の中にも、ワクワクするような「〜したい!」がいくつも浮かんだのではないでしょうか。
意見が違っても大丈夫!大切なのは「共有」すること
家づくりの話し合いで、ご夫婦の意見が異なることは決して珍しくありません。
逆に一緒なはずはない!
同じだとどちらかが我慢してるのではないか?
とかんがえてしまいます。
「夫はシンプルモダン、妻はナチュラルテイストが好き」
「夫は趣味の部屋に予算をかけたいが、妻はキッチンにお金をかけたい」
こんな風に、意見が分かれるのは当然のこと。なぜなら、お二人は別の人生を歩んできたからです。
しかし、ご安心ください。意見を無理に統一する必要はありません。
大切なのは、お二人の意見が「同じところ」と「違っているところ」を、どちらも私たちに教えていただくことです。
「私はこうしたい」「夫はそうらしいけど、私は譲れないポイントがある」
それでいいんです。その正直な声こそが、家づくりの大切なヒントになります。
なぜ、「暮らし」の話し合いが一番大切なのか?
「暮らし」への想いを共有することは、土地やお金(予算)といった現実的な条件を検討する際の「ものさし」になります。
たとえば、「友達を呼んでパーティをしたい」という夢があれば、リビングの広さや駐車スペース、キッチンとダイニングの繋がりが重要になります。
「家事ラクな動線にしたい」という希望があれば、収納の位置や水回りの配置に予算を割くべき、という判断ができます。
「なんとなく広い家が欲しい」「なんとなくおしゃれな家にしたい」だけでは、いざ土地やお金の話になった時、「何が本当に必要なのか」が見えなくなり、迷子になってしまいがちです。
しかし、「家を建てたら何をするか?」という中心軸があれば、この土地は、実現したい暮らしに本当に合っているか?
この予算配分で、実現したい暮らしの優先順位が高いものが叶うか?
というように、判断の基準が明確になります。
家づくりは「手段」、理想の暮らしは「目的」
家を建てること自体は、あくまでも「手段」です。
その家でどんな毎日を送り、どんな笑顔を育んでいくかという「目的」を定めることが、後悔のない家づくりの第一歩となります。
私たち工務店は、単に建物を建てるだけではなく、皆さまの「理想の暮らし」を形にするパートナーでありたいと思っています。
まずはご夫婦で、お家づくりノートを開いてみてください。
「ねぇ、この家で何をしようか?」
このワクワクする問いから、私たちと一緒に家づくりを始めましょう。
皆さまからの「理想の暮らし」の声をお待ちしております!







