奈良の山々も少しずつ色づき始め、季節の移ろいを肌で感じる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。奈良県天理市を拠点に、自然素材にこだわった家づくりをご提案している「ココファミーユ 夢工房」です。
家づくりにおいて、皆様が一番こだわりたい場所はどこでしょうか?家族が集まるリビング、機能的なキッチン、あるいは安らぎの寝室かもしれません。しかし、私たちが意外と大切だと考えているのが「玄関」です。玄関は、家族が毎日「行ってきます」と出発し、「ただいま」と帰ってくる場所。そして、大切なお客様を最初にお迎えする「家の顔」でもあります。
今回は、ココファミーユが手掛けた施工事例の中から、特にこだわり抜いた「玄関と収納」にスポットを当ててご紹介します。デザインの美しさだけでなく、日々の暮らしやすさや家事動線 効率化、そして子育てしやすい家としての工夫が詰まった事例です。これから奈良市や天理市でマイホームをご検討中の皆様にとって、素敵な家づくりのヒントになれば幸いです。

「見せる」と「隠す」のバランス。ライフスタイルに寄り添う玄関収納
今回ご紹介するお住まいの玄関に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、明るく開放的な空間と、木の温もりを感じる優しい雰囲気です。真っ白な塗り壁に、無垢材の建具や棚板が美しく調和し、足元には落ち着いた色合いのタイルが広がっています。
家づくりを始める際、多くのお客様が悩まれるのが「収納」のこと。特に玄関周りは、靴だけでなく、傘やコート、お子様の外遊び道具、ベビーカーなど、置いておきたいモノがたくさんあります。しかし、ただ収納量を増やせば良いというわけではありません。
現在と未来を想像する、丁寧なヒアリング

ココファミーユでは、プランニングの前の丁寧なヒアリングを何より大切にしています。今回の事例でも、お客様に対して「現在の住まいでの悩み」と「未来の住まいで叶えたい暮らし」をじっくりと伺いました。
例えば、玄関横のシューズクロークや収納スペースについて。
「靴はどれくらいお持ちですか?」
「毎日使うコートやバッグは玄関に置きたいですか?」
「将来、お子様が部活動を始めたら、大きな道具を置く場所が必要になるかもしれませんね」
このように、具体的な暮らしのシーンを一つひとつ想像しながら設計を進めていきます。今回の事例写真は、まさにその対話から生まれたカタチです。玄関を入ってすぐの場所に、あえて扉を設けずオープンな可動棚を設置しました。黒いアイアンのブラケット(棚受け)とナチュラルな木の棚板の組み合わせが、シンプルながらも洗練された印象を与えています。
あえて見せる収納が生む、暮らしのゆとり

「玄関収納はどれぐらいオープンにするか。どれぐらい隠すのか。」
これは設計における重要なテーマです。完全に隠してしまう壁面収納はすっきりしますが、圧迫感が出たり、湿気がこもりやすかったりするデメリットもあります。一方で、今回のようなオープンな収納(シューズクローク)は、どこに何があるかが一目瞭然です。お出かけ前の準備がスムーズになり、帰宅後もすぐに片付ける習慣が身につきやすくなります。
写真をご覧いただくと、ハンガーパイプも設置されており、お気に入りのバッグや帽子、上着などをサッと掛けられるようになっています。これはまさに収納 アイデアの一つ。見えても美しい収納にすることで、整理整頓への意識も自然と高まります。
ディテールに宿る想い。ニッチと素材選びのこだわり
玄関という空間をより豊かに彩るのが、壁面に設けられた「ニッチ(飾り棚)」や、床材などの素材選びです。ココファミーユのデザイン住宅では、こうした細部のディテールにこそ、お客様らしさが表れると考えています。
大好きなものを飾る、小さなギャラリー
白い壁を四角くくり抜いたようなニッチスペース。ここには、お客様の「大好き」が詰まっています。
「来られるお客様を想像することも大事ですが、大好きなものを並べる場所にしてほしい。それはどんなものなのか?大きさはどれくらいか?」
設計段階でそこまで深掘りして考えることで、飾るものにぴったりのサイズ感でニッチを作ることができます。写真の事例では、小さな植物や可愛らしいオブジェがセンス良く並べられ、まるで小さなギャラリーのよう。帰宅した瞬間にふと目に入るお気に入りの雑貨たちが、一日の疲れを癒やしてくれます。
また、ニッチの内部にアクセントクロスを使ったり、棚板を木にしたりすることで、空間全体のデザインテーマと調和させることができます。無機質になりがちな壁面にリズムが生まれ、奥行きを感じさせる効果もあります。
機能美を追求した土間と上がり框

玄関のデザインで忘れてはならないのが、土間スペースと床の段差である「上がり框(あがりかまち)」、そしてタイルの選び方です。
今回の事例では、土間の床タイルに少しグレーがかった色味を採用しています。これには明確な理由があります。
「白っぽいタイルは明るく見えますが、やっぱり汚れが目立ちやすいんです。そこで、少し素材感のあるグレージュやグレー系のタイルをご提案しました。これが無垢材の床とも相性が良く、汚れも気になりにくいのです」
泥汚れや砂埃は、日常生活でどうしても発生してしまうもの。毎日のお掃除がストレスにならないよう、汚れが目立ちにくく、かつ質感が美しいタイルを選ぶことは、メンテナンスの観点からも非常に重要です。
また、上がり框の高さについても一工夫しています。最近はバリアフリーの観点から段差を極力なくすケースもありますが、ココファミーユでは「ある程度の段差」を推奨することがあります。
「上がり框を下げ過ぎると、土間の埃や土が室内に上がりやすくなってしまいます。お子様の安全を確保しつつ、衛生面も考慮して、適切な段差を設けることが大切です」
これはまさに、子育てしやすい家を考える上での知恵です。外からの汚れを室内に入れ込まないという日本の伝統的な知恵と、現代のデザインを融合させた設計と言えるでしょう。
快適な毎日を支える性能と自然素材

デザインや使い勝手はもちろんですが、ココファミーユが最も大切にしているのは、家族が健康で快適に暮らせる「家の性能」です。
高気密高断熱が叶える、温度差のない玄関
昔の日本の家屋では、「玄関は寒い場所」というのが通り相場でした。しかし、ココファミーユの手掛ける住まいは高気密高断熱仕様です。家全体を魔法瓶のように断熱材で包み込むことで、玄関であってもリビングと変わらない快適な室温を保つことができます。
冬の寒い朝、玄関で靴を履くときもブルブル震えることはありません。夏に帰宅した瞬間も、モワッとした熱気ではなく、ひんやりとした清涼感が出迎えてくれます。この温度バリアフリーな環境は、ヒートショックのリスクを減らし、ご家族の健康を守る上でも非常に重要です。
呼吸する自然素材の心地よさ
写真からも伝わるように、床には無垢の木をふんだんに使用しています。自然素材である無垢材は、単に見た目が美しいだけでなく、調湿効果を持っています。湿気がこもりやすい玄関周りでも、木が呼吸することで空気をサラリと保ってくれるのです。
また、無垢材は経年変化を楽しめるのも魅力の一つ。時が経つにつれて色艶が増し、家族の歴史とともに味わい深くなっていきます。傷がついたらメンテナンスをして補修することも可能です。使い捨てではなく、長く愛着を持って住み継いでいく。そんな価値観を大切にしています。
照明計画が生み出す、あたたかな空気感

最後に、空間の雰囲気を決定づける照明計画について触れておきましょう。
今回の事例写真を見ると、ダウンライトやペンダントライトからの光が、白い壁や木の素材を柔らかく照らしているのがわかります。
玄関は作業をする場所ではないので、明るすぎず、かといって暗すぎない、絶妙な光のバランスが求められます。ニッチに飾った小物をスポットライトのように照らしたり、足元を優しく照らす間接照明を入れたりすることで、夜にはまた違った表情を見せてくれます。
「ただいま」と帰ってきたとき、温かい光に包まれる安心感。それは照明計画一つで大きく変わるものです。
ココファミーユで叶える、理想のライフスタイル
玄関一つをとっても、これだけのこだわりと工夫が詰まっています。
収納の使い勝手、素材の選び方、光の演出、そして何よりそこに住まうご家族の想い。
私たちココファミーユ 夢工房は、単に家という「箱」を作るのではなく、そこで紡がれる豊かなライフスタイル提案を行っています。お客様一人ひとりの声に耳を傾け、プロとしての知識と経験を掛け合わせることで、世界に一つだけの住まいを形にしていきます。
「こんな暮らしがしたい」「あんな収納があったらいいな」
そんな漠然としたイメージでも構いません。まずは私たちにお聞かせください。奈良市、天理市周辺で、自然素材に囲まれた心地よい家づくりをお考えの方は、ぜひ一度ココファミーユのモデルハウスや見学会へお越しください。
スタッフ一同、皆様の家づくりのお手伝いができることを心より楽しみにしております。
お問い合わせ
ココファミーユ 夢工房
- 所在地: 〒632-0063 奈良県天理市西長柄町552
- 電話番号: 0743-67-7080








