自然素材住宅・木と漆喰の家づくり.奈良・天理の工務店ココファミーユ.夢工房

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2018年11月28日

和室の必要性

お家のプランニングを考えるとき、多くの方が和室を作るべきか否かと悩まれます。

一昔前は1階にLDKと和室という間取りが基本でしたが、独立した和室は使い辛く結局デッドスペースになってしまいがち。それならLDKを広く作ろうという風に一時は和室のないお家も多くなりました。

 

ですが最近また和室の需要が高まっているように感じます。やっぱり床に座ったり寝転んだりできる畳は私たちに安らぎを与えてくれるアイテムです。

同じスペースで部屋を用意するのであれば和室にしておく方が用途が広いとも言えます。

例えば、布団があればフローリングの上に寝ることが出来るかと言えばそれは難しいでしょう。フローリングは固すぎてマットレス等を重ねた上でないと体が痛くて寝心地はとても悪いです。そこが個室であった場合、寝るという要素を満たすためにはベッドを入れるなどして利用するしかなく、そうなると今度はその部屋は寝室にしか使うことは出来ません。

その点、和室であれば昼間は布団を片付けて色々な用途で利用することが出来るでしょう。

 

座卓と座布団を置けば応接室やリビングとして、食事を運んできて食卓として、また小さな子供を遊ばせたり遊び疲れてそのまま寝てしまっても畳の上なら抵抗はないでしょう。お母さんが洗濯をたたんだりアイロンがけをしたりする場所としても便利です。

 

と言う様に和室は使い方次第で色々な用途を果たすことが出来るのです。無くてもいいかもしれないけれど、あると便利でやっぱり何だか落ち着く、心が安らぐのが和室の良い所なのかもしれません。

 

次にお家のスペースの関係で和室までは作れないけれど畳コーナーなら上手く取れるということもよくあります。畳コーナーとは4.5帖以下の畳スペースの事を言うことが多いですね。部屋というよりは部屋の端にある一角が畳になっているというイメージです。

畳が好きなら畳コーナーでも十分楽しむことは出来ます。畳のい草はスポンジの様な小さい穴で構成された構造になっていて吸湿・放湿性能に優れているため、いつもサラッとした肌触り。断熱性もあり夏は涼しく、冬は暖かさを与えてくれます。その他、空気の浄化作用やい草の香りによる鎮静効果もあると言われているんですよ。

 

ソファや椅子ではなくそのまま床に座りたいという方にはそれが例え3帖の畳コーナーであったとしてもフローリングじゃなくてやっぱり畳の上の方が座りやすいのでは?端にカウンターを付けておけばそこでパソコンや勉強なども出来ます。

 

もちろん小さな子供のお昼寝や着替えスペースとしても十分機能を発揮してくれます。

ただ、注意が必要なのは畳コーナーでは布団を敷いて寝るにはちょっと狭いということです。布団1枚のサイズというのは畳1帖よりも一回り大きくなるのではみ出してしまいます。なので来客用の寝室としての利用は難しいかなと思います。

 

畳コーナーの場合、床を1段高くするということもよくあります。床を上げることで通常の場所とは違う特別感を出すことが出来ます。他にはLDKではソファや椅子に座るため、LDKとの目線の高さを揃えるという効果もあります。段差は15㎝から高くて40㎝くらいの間で設定することが多いでしょう。40㎝は結構高いので高さの確認は必ず必要です。

高さを上げると下に引き出し収納をつくる事もできます。子供のおもちゃやこたつ布団など畳コーナーやリビングで利用するものを収納しておくのも便利ですね。

 

 

使い方は人それぞれです。和室を考えるとき「どうして和室が欲しいのか、何のために欲しいのか」それを考えて作ることが重要です。用途によって和室なのか、畳コーナーでも希望は果たせるのかが変わってくるからです。

 

最後に私的には畳の存在や香りがどこか癒しを与えてくれる、ごろんとした時の感触はフローリングとは比べ物になりません。子供をとりあえず寝かす時なんかもやっぱり畳が最高だと思います。好みの問題だったり暮らし方なんだけど、あると何だかホッと出来たり便利なスペースになるのでは。

 

 

 

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2018年11月1日

洗面脱衣室を考える

家族全員が毎日必ず利用する洗面脱衣室。その使用頻度はお家の中でも高い方だと思います。だからこそしっかり考えられた計画が必要だと考えます。以前は浴室の隣に1坪(畳2畳分)のスペースが当たり前でした。そこには洗面化粧台の隣に洗濯機を設置して、あとは服を脱いだり着たりするスペースでもういっぱいです。インターネットなどで検索してみると皆さん凄く素敵なアイデアで限られたスペースにうまく棚や収納ボックスを使って利用されています。

 

全体の家の大きさから考えて広くとるのは難しいと考えられていた部屋かもしれません。ですが、これから家を新たに新築されるならここにこそきちんと考えた収納スペースを設ける事が結果家事を楽にしてくれたり収納以外にも使い勝手の面からも検討していくと便利な使い方が出来ると見直されています。

 

まずは収納。タオルはもちろん家族の下着やパジャマもここにあるのが一番便利ですよね。それからお風呂グッズの買い置きや身支度をする用品などなど。洗濯洗剤も汚れによって使い分けられている方も多いのでは。ということは必然的にそれらを置くスペースが必要になってきます。洗濯機の上に棚を作ってというのももちろん良いアイデアですが、背が低い方などにはやっぱり取り辛かったり使い辛い場所になります。

家全体の収納スペースを出来るだけたくさん欲しいですと要望される方は多いですが敢えて洗面室にと考えられている方はまだまだ少ないように思います。

 

次にプライバシーについて。先ほども書きましたが家族皆が比較的利用する頻度が高い部屋になっています。ということでプライバシーの観点からもしっかり検討していく必要があります。誰かが入浴しているとき脱衣所と洗面室が同じ空間になっていると入浴している人は出にくくなってしまったり洗面所を使っている人も入浴している人に気を使ってしまいます。洗面は身だしなみを整える場所ですので案外滞在時間が長くなりそれが家族が多いとさらにその時間は長くなるものです。そう言った観点から可能な限り洗面室と脱衣室は別にすることが望ましいと考えます。

 

中々それだけの空間を作ることは難しいかもしれませんが、生涯にわたって使いやすい場であり続けるために入念に検討しておくことは大切です。

余談ですが最近の私のお勧めの設備はタオルウォーマーです。別名デザインウォーマーとも呼ばれておりイタリアをはじめとするヨーロッパ各国で水回りには欠かせないファッショナブルなヒーターとしてホテルなどでも採用されています。用途は名前の通りタオルをカラッとふんわりさせてくれる優れもの。お風呂に入って使ったバスタオル、朝にシャワーをしたりする時にもう一回使いたいなっていうときありませんか。そんな時このタオルウォーマーにサッと掛けておけば翌朝本当にさらさらふっわふわになっているんですよ。生乾きの嫌な臭いももちろんありません。

それだけではなく、空間の補助ヒーターとしても◎。ガスやオイルを使用していない輻射熱ヒーターでパイプの中をめぐる温水が安全な温度で空間を緩やかに優しく温め梅雨時期には空気をカラッとさせてくれます。また燃焼しないので一酸化炭素も発生せず空気を汚しません。低温運転なので小さなお子様がいるご家庭でも安心して利用できるのも魅力です。

デザインと機能を兼ね備えプライベートなサニタリー空間をお洒落で快適な空間に変えてくれるお勧めプロダクトです。

 

 

あれもこれもは出来ないかもしれないけれど毎日の生活に関わる空間であったり役立つアイテムについてはしっかり計画して考えておくことが失敗しない家づくりには不可欠な条件だと思います。

 

 

 

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