奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。
ゆくゆくは電気自動車にするかもしれないとお考えのご家族も多いのではないでしょうか?車のことはあまり詳しくないのですが、日本を含む世界各国で、2035年頃までにガソリン車の生産をやめるとの目標が打ち出されているそうです。
2035年以降、お家づくりを考えるうえで自動車のあり方は大きく変わっていきそうですね。今回の記事は電気自動車と家についてまとめていきたいと思います。
今後のお家づくりの参考になれば幸いです。
新車販売台数のうち電気自動車が約64.5%の国も、、
最近、電気自動車が時々走っているなあと感じることも増えてきましたが、まだまだ普及していない印象のある電気自動車ですが、ノルウェーでは新車販売台数のうち電気自動車が約64.5%なのだそうです。
日本で感じている電気自動車の普及よりも圧倒的に進んでいる国もあるようです。
2022年1~9月、EUでは新車販売台数のうち電気自動車のシェアは10.6%、中国では約18.4%と着実に伸びているようです。
そんな電気自動車の問題点は充電時間が長いということではないでしょうか。
家で充電できればすごく便利ですし、この充電時間が長い問題も解決してしまいそうです。
今はまだガソリン車であっても、お家は電気自動車に対応できるように準備しておいてもよさそうです。
自宅で充電する設備は3種類
- 200V充電用コンセント
- 充電スタンドタイプ
- V2Hシステム
電気自動車を自宅で充電する設備は3種類あります。
特長などもまとめてみました。
パナソニックではすべて取り扱いがありましたのでこの記事ではパナソニックの製品でまとめましたが、実際にご検討いただく際は改めてご提案させていただきます。
充電用コンセント
今はガソリン車に乗っているが、ゆくゆくEVやPHVなどに乗り換える可能性があれば準備しておきたい充電用コンセントです。
電気自動車は100Vと200Vがありますが、100Vでは10時間かけても半分も充電できないようです。なので200Vで準備した方がよさそうです。
今回の充電用コンセントはカバーがついたいたずら防止できるタイプ。
充電スタンド
充電スタンドタイプには
・ケーブルが脱着できるコンセントタイプ
・取り外しができないケーブルが装備されている充電ケーブルタイプ
があります。
外構工事が必要になるので、新築時の設置工事がおススメです。また家と駐車場が離れている場合などもスタンドタイプなら最適な場所へ設置することができます。
V2Hシステム
V2Hシステムとは、Vehicle to Homeの略で、電気自動車への充電だけでなく、電気自動車やPHV(プラグインハイブリッド車)に搭載されているバッテリーに蓄えられている電力を流用し自宅の家庭で使用できるようにしたシステムのことです。
昼間、太陽光発電でつくられる電力のうち消費できなかった電気を車に充電し、夜に車のバッテリーから使用するなどエネルギー消費を減らすことができます。
また一般的な充電用コンセントよりも高速で充電できる高レベルなタイプが多いのも特徴です。
今回紹介したパナソニックeneplat(エネプラット)は2023年2月21日より発売予定です。
V2HシステムにはZEH以上がおススメ
ZEHとはネットゼロエネルギー住宅のこと。
高気密高断熱や省エネ機器によって高い住宅性能を実現するに家にすることで消費されるエネルギーを極力抑え、太陽光発電などで創られるエネルギーが消費するエネルギーを上回り、実質ゼロエネルギーで暮らせるといったお家のことです。
光熱費がすごく抑えられ快適で省エネに暮らせるZEHは、光熱費が高騰している昨今ですから、ZEHを検討されているお客様も多いです。
そんなZEHとV2Hシステムはとても相性がいいので、ZEHをご検討の際はV2Hシステムも併せて検討してみてもいいかもしれないですね。
補助金も用意されています。
2023年の電気自動車促進のための補助金情報はまだでていませんが、2022年同様に補助金があるようです。
製品によって補助金額が決まる仕組みとなっており、外部給電器には製品代の1/3が上限補助(正確に言うとセンター承認本体価格(円)に対しての1/3)。
V2Hシステムには製品代の1/2上限補助(正確に言うとセンター承認本体価格(円)に対しての1/2)とかなり嬉しい補助制度がありました。
令和5年度での予算額に達した時点で終了となる補助金になりますので、ご興味のあるかたは早めのご検討をいただけましたらと思います。
ちなみに令和4年度は10月に締め切られたようです。
こどもみらい住宅支援事業の予算と同じような時期ですね。
今後はもっと光熱費を考える必要がありそうですね。
先日、新聞に来年6月から電気代が上がる。
というニュースが出ていました。ご存じな方も多いと思います。
2023年6月から新しい料金になり、「従量電灯B」モデル標準家庭で1万1737円(東電)と7497円(関電)になり、2月から1キロワット時あたり7円の補助があるので9917円(東電)と5677円(関電)になるそうです。
この価格差がもっと問題視されて、私たち関電エリアも料金上がったりしないだろうか?
先月の電気代を思い出してより不安にかられてしまいます。
関西の電気代でも安いわけではないですよね。
今後、なにもせずに光熱費が安くなるということは当分なさそうです。
だからこそ、月々の住宅ローンだけでなく光熱費や自動車の燃料費も含めたトータル的な考え方で知恵を絞ったお家づくりが必要な時代なのかもしれません。
ココファミーユ|夢工房ではお家づくりにおけるお金の不安をしっかりとサポート・ご提案させていただきます。
皆様のお問合せをスタッフ一同お待ちしております。