奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。
いろんなところで目にするサステナブルと言う言葉、実は住宅にこそ必要な考えなのかもしれません。
sustain 持続する
-able -できる
サステナブルな家とは性能を保ち続け安心して続けられる家といえそうです。
せっかく建てる家だからこそ、本質的な家づくりを目指したい方向けにサステナブルな家のメリットとそれを叶えるために必要なことをまとめました。
サステナブルな家の5つの条件
安心して長く、快適に住み続けられるサステナブルな家を叶えるためには5つの条件を満たしていることが重要です。
- 長い年数にも耐えられる躯体の堅固性
- 100年以上保たれる防腐性能|性能維持性
- 将来も誇れる気密性と断熱性
- 省エネ+創エネ
- パッシブデザイン
1.長い年数にも耐えられる躯体の堅固性
奈良には歴史ある寺社仏閣や町屋がゴロゴロあるので、体感としてお気づきだと思いますが、本来の建物は数十年でダメになってしまうものではありません。
サステナブルな家では躯体の高い構造力と性能を落とさないようにすることはとても大切です。
1-1.許容応力度計算の耐震最高等級+制振工法
現在の住宅性能表示制度では耐震等級は2つあります。
2階建て以下、延べ面積500㎡以下、かつ高さ13m以下、軒高9m 以下と大きくない木造建築物だけが『壁の量で測る簡易な計算方法』を特例措置として選ぶことができます。
いわゆる壁量計算と呼ばれる仕様規定に沿った簡易チェック方法での耐震等級です。
もう一つは、
建物にかかる固定荷重や積載荷重に地震などの長期荷重、及び短期荷重を想定し構造部材の内部に生じる抵抗力を計算する許容応力度計算を行った方法です。(言葉が難しいですよね💦)
いわゆる構造計算した耐震等級です。
つまり、耐震最高等級は壁量計算の耐震等級3と構造計算の耐震等級3の2つある状況です。
しかし、長期優良住宅認定制度では壁量計算の耐震等級3、構造計算の耐震等級2以上と差がつけられるように令和4年 10月1日改正がありました。
本当に地震に強いのは「許容応力度計算により構造計算を行った耐震等級3」と言えます。
制振ダンバーを追加で地震の衝撃を軽減
ココファミーユでは「許容応力度計算により構造計算を行った耐震等級3」に追加で制振装置を追加することを推奨しています。
例えるなら耐震は地震に対する強さです。
代わって制振は揺れを軽減することで家自体へのダメージを軽減することができ、ココファミーユが推奨する制振装置はevoltz/エボルツで走行中揺れを続ける自動車に使用される制振技術を制振に転用した耐久性の高い制振ダンバーです。
2 防腐性能|性能維持性
新築時にどれほど高い性能があってもその性能を維持することができなければサステナブルな家と言えません。コンクリートよりも長い耐久性を持つ木も朽ちることで性能を損なってしまいます。
木が朽ちる原因は大きくは2つです。
・腐朽菌による腐朽
・シロアリによる虫害
この問題にココファミーユでは、緑の柱(ハウスガードシステム)を採用しています。(詳しくはhttps://coconfamille.jp/performance/)
国産無垢材に薬液の加圧注入処理を施すことで抜群の防腐性能を発揮します。この効果は半永久的で100年、サステナブルな家には最適です。
サステナブルな家は長期的な経済性とともに将来に恥じない家
頑丈で長く安心して暮らせる良い家ということは、家にかかるランニングコストを抑えられること。一般的な家よりも寿命も長くなるので住み継いでいくことが可能になります。
また劣化しにくい素材を選ぶことでメンテナンス費用なども抑えていくことで財布にやさしいだけでなく環境や建材の製造時にかかるCO2の発生も抑えていくことができます。
サステナブルな家を建てることは長期的な経済性とともに将来に恥じない家を建てることにもつながります。
世代を超えて住み継いでゆく本質的な家づくりをココファミーユ|夢工房としませんか?
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