「自宅の湿気対策」の実態を調査したレポートを発表されました。
20代以上で日本国内にお住まいの方1,012名を対象にその実態を調査しレポートでまとめたものがFLIE MAGAZINEに公開しています。
Q1. 自宅内の湿気についてどれくらい不快に感じますか?
Q2. 梅雨時期に困ることは何ですか?
Q3. 自宅で何かしらの湿気対策をしていますか?
Q4. 具体的にどんな対策をしていますか?
Q5. 自宅内で湿気が気になる場所はどこですか?
フリエ住まい総研 https://flie.jp/magazine/category/features/research/
一部を抜粋して紹介していきながら、
85%以上が不快と感じる季節『梅雨』を快適に暮らす家を紹介していきます。
Q1. 自宅内の湿気についてどれくらい不快に感じますか?
少し不快感がある 45.5%
不快感がある 29.4%
非常に不快感がある 10.9%
不快感はない 14.2%
85.8%が不快と感じています。
この湿気の不快を感じない暮らしのためには高気密高断熱だけでは不十分です。
湿気コントロールと言う考え方が必要になってきます。
湿気コントロールとは?
湿気コントロールは基本2つのことで行います。
1つは換気
2つは調湿する建材
この2つを効率的に機能させ、
夏場は湿度50~60%
冬場は湿度40~50%
に保つのが理想的です。
50%前後に保てる家かどうかで、
つまり、一年中快適に暮らせる家かどうか?
が決まってきます。
第1種換気方式で湿度コントロール
換気システムには、第1種換気方式と第3種換気方式があります。
湿気コントロールに適しているのは、第1種換気方式です。
給気も排気も機械式で行う方法で、給気と排気をセットでコントロールできるため、湿度コントロールに効果的です。
例えば外気が湿気が多いとき(外が雨など)の時は、室内に空気を給気するときに湿気をこしとってから室内に新鮮な空気をとります。
なお、第3種換気方式は、給気口から自然に給気して換気扇で排気する方法です。
そのため、例えば外気が湿気が多いとき(外が雨など)の時は湿気をたくさんを含んだ空気のまま室内に取りこんでしまいます。
逆に冬場、乾燥が気になる場合は風量調整することも可能な製品もあります。
パナソニック 気調システム®
無垢材、エコカラットなど調湿する建材
無垢フローリングや自然素材の漆喰などは湿気が多いと湿気を吸い、湿気が少ない(乾燥)していると吐き出すという調湿機能を持っています。
というのも、
これらの自然素材には孔と呼ばれる小さな穴を持っている構造であることと木材の成分であるセルロースやヘミセルロースが水分を引き寄せる性能もあります。
そんな孔を土を高温焼成することで人工的につくったものがエコカラットです。
エコカラットはそのデザイン性に加え、優れた調湿性能を持っています。
ただ、その調湿性は面積にも関係しますので、家全体を漆喰など調湿性能をもった壁材で仕上げたほうが家全体としては調湿性能をあがることも多々あります。
ご要望に合わせてご提案いたします。
一年中を快適に暮らす
理想の湿度は50%前後
そこで気象庁の過去データから奈良市を調べてみました。
90%~100%になっている日は雨ですね。
雨が降っていなくても、理想湿度より高い日が多いですよね。
除湿が必要なことが多そうです。
しっかりと湿度対策を行い一年を快適な暮らしを実現したいですね。
お家が快適にできることはたくさんあります。
奈良で快適な家をお考えの方はぜひココファミーユ|夢工房へご相談ください。
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