こんにちは、ココファミーユの夢工房スタッフです。
断熱等級5、6、7と新しい断熱等級が発表されてだいぶ認知度も上がってきたように思います。
ココファミーユは断熱等級6以上のお家を提供しています。
さて、
この記事では
なぜ、断熱等級6以上のお家を推奨しているのか?
を解説に加えて断熱性能と併せて考えたい住宅性能について紹介していきます。
断熱性能とは?
断熱性能とは住宅の外皮と呼ばれる外側に位置する構造や部分をいいます。
内部空間を外部からの要素(気温、風、雨、湿度など)から守る役割を果たし、特に気温を遮る性能を断熱性能と言います。窓や断熱材によってその性能に差ができます。
外気の影響を受けにくくなるので、
朝晩の外気の冷え込みに影響を受けにくくなるので、室内側の温度が一定になることに加えて、室内側を快適な温度に保つのに省エネで叶えることができます。
住宅の基本性能なのに断熱は義務化されていない
あまり知られていないのですが、現在断熱義務化はなされていません。
地震の多い日本では耐震を重視し、耐震の最低基準を優先されてきました。
欧州やトルコ、中国はそのほとんどの建築物に断熱(省エネ性能)を義務化し、厳しい制限をかけてきました。
日本は頑なともとれるほど義務化してきませんでしたが、2025年に初めての義務化が始まり2030年にはその義務化基準が引き上げられる予定になっています。
https://www.ibec.or.jp/GBF/doc/sem_13th_17.pdf
2030年にはZEH水準の省エネ住宅が新築の標準に
脱カーボンの世界的流れによって省エネ基準、つまり住宅の断熱義務化が2025年に開始されます。本来は2020年には義務化される予定でしたが、5年先延ばしとなったという背景があります。
そのため、2030年の断熱義務基準の引き上げが5年後と短期間で実施される予定になっています。
国土交通省 特設ページ
https://www.mlit.go.jp/shoene-jutaku/
将来にわたって断熱性能で不安にならない性能の家づくり
上の図では少しわかりにくいかもしれないのですが、
2025年に義務化される水準では2030年には断熱性能不適格物件となってしまいます。
そのため、2030年の義務化される水準以上は最低でも必要になってきます。
2025年の建築後6年もたたずに不適格になるのはあまりにも辛いものがありますよね。
将来はどこまで引き上げられるのか?
来年から始まる「建築物の販売・賃貸時の省エネ性能表示制度について」では中古住宅の売買、賃貸時にも省エネ・断熱性能を広告に明示義務化されます。
その際に不適格になると買主や借主にとっては一つの指標になるでしょう。
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001622610.pdf
将来の資産性を考えたときに断熱が足りない住宅は資産性を損なう可能性がありそうです。
ココファミーユでは将来も家を大事に使ってほしいという気持ちから将来引き上げられるであろう数値まで引き上げた水準でお家を提供したいと考えています。
快適で将来の資産性にも安心できる住宅は断熱等級6以上
今後、カーボンニュートラルの観点からも断熱義務化が進みます。
将来の資産価値を守り、快適な居住環境を確保するために、断熱等級6以上の住宅を選択するようにしましょう。
適切な断熱材や設計を選択し、エネルギー効率を向上させることで、将来の不安を軽減し、持続可能な住宅を実現できます。
また断熱義務化を進める先進国では環境負荷軽減の観点からライフサイクルコストと呼ばれる建築、居住、廃棄までの住宅の一生のサイクルコスト分析が進んでいます。これらの先進国では住宅の一生のサイクルコストに対しても義務化が進められていて、税金や補助金なども変わってきているそうです。
日本でも断熱義務化、そして将来のサイクルコストの義務化など環境負荷について常識が変わってきそうです。
ココファミーユ|夢工房ではそれらの将来にわたっても誇れる住宅をつくっています。
ぜひ、住宅の勉強会などでお家づくりを知っていただけましたら幸いです。