天理市、奈良市、大和郡山市を中心に、自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
先日、奈良市柏木町にある大起水産の24号線側にある『海鮮丼と干物定食』に入った際に、テーブルが木目柄で木目に沿ってぼこぼこしている100%プラスチック製でした。
木を模したプラスチックのテーブルというものに驚きました。
触れるとプラスチック以外の何ものではない冷たい肌さわりでしたが、、
生魚などを食べるテーブルであるため、強い洗剤やアルコールを使うためこのようなテーブルが採用されたのでしょう。
このように見た目を木に近づけているものは建築資材にも見られます。
内窓の場合 インプラスとインプラス for Renovation
https://www.lixil.co.jp/lineup/window/inplus/variation-renovation/
近づかないと木目感がわかりにくいですが、、
それはリフォーム商品インプラスでも木目調が求められていることがわかります。
インプラスには様々な種類のものがありますが、インプラス for RenovationというLIXILの内窓上位シリーズは木の質感を再現したものになっています。
逆にいうと上位シリーズは木以外の色展開はないと言うことがわかります。
人工木の場合|PLUSWOOD 屋外デッキ
高性能断熱材などでも有名なフクビ化学工業/樹脂成形技術が得意な会社です。
そんな会社が新しい試みとして取り組んでいるいる商品がPLUSWOOD
プラスチックと木粉を混ぜ合わせることで燃えにくいこと建材が特長です。公共施設などでも利用されているPLUSWOODの一般住宅向けがソライエデッキの名で販売されています。
https://www.pluswood.jp/solaie.html
「そこには木の本物感をめざした。」
と書かれています。
最新技術をもって木に近づける試みがなされていることがわかります。
無垢木の方がいい場所もたくさんある。
最新技術を使って木に近づけることは素晴らしいことです。
ただ、ふと思うのです。
木を求めていることが分かっていならば、
木をそのまま使うことが木の魅力を最大限に享受できるのではないか。
生産時コストも低くなるのではないか。
特にフローリングなど、無垢材の方が長持ちするものはよりそう思えるのです。
今後も最新技術は発展しても、つくろうとするものは自然物なのではないでしょうか。
意匠は良いところまで進んできても、肌さわりや最終処分時の方法など、自然物と同じものをつくれるようになるまでにはまだまだかかりそうです。
メンテナンスに手間がかかりすぎない範囲で、無垢材を利用したお家を建ててみませんか?