奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
リフォームのお問合せがすごく増えているように思います。耐震性の不安や省エネの補助金がリフォームにより拡充されたことなど、住宅自体の性能を引き上げるリフォームへの意識高まっているように思います。
しかし、
そんな住宅性能を引き上げるリフォームは新築よりも勉強時間を割かずに決めてしまわれている方が多いようにも思います。
なので今回は、快適で満足度の高い暮らしに変えるリフォーム時にチェックしてもらいたい情報を3つピックアップいたします。
1.『日本の住まいの寒さの現状とあったかリフォームについて』解決ショート版 東京大学大学院 前准教授
住宅の温熱環境の名だたる先生方たち参加されている暮らし創造研究会内でのコンテンツの一つです。東京大学大学院 前真之准教授の研究されている省エネ化や温熱環境改善について学会のみならず一般生活者にまでわかりやすくコンテンツにしてくれた内容です。
Mae.lab 前真之サステナブル建築デザイン研究室 HPより
http://maelab.arch.t.u-tokyo.ac.jp/
暮らし創造研究会
https://kurashisozo.jp/effort/index.html
上記サイトから入っていただき以下をご覧になってください。
MOVIE:【現状・課題編(ショート版)】約6分
MOVIE:【解決編(ショート版)】約9分
MOVIE:【現状・課題編】約15分
MOVIE:【解決編】約23分
今の住宅の性能を引き上げることで叶う暮らしを科学的な見解から専門的シミュレーションをさまざま行っていただけています。『性能向上リフォームで叶う暮らし』を示した様々な説明画像は前真之准教授が発表された情報がおおもとになっているものが沢山あります。
ぜひ、ご覧になっていただければと思います。
2.耐震補強無し住宅と補強有り住宅を兵庫県南部地震を再現した揺れによる破壊実験
兵庫県三木市にあるE-ディフェンス(実大三次元震動破壊実験施設)
過去大地震を想定した揺れなどを実際に起こし、その建物がどんな被害を受けるのか?
などの破壊実験を行っている施設です。
https://www.bosai.go.jp/hyogo/
ハウスメーカーなどが阪神大震災?回に耐えました。
など広告しているのはここの施設内での実験結果から広告されています。
皆様も見たことがあるのではないでしょうか。
さて、そんなE-ディフェンス(実大三次元震動破壊実験施設)のサイト内には過去の実験の様子を動画で見ることができます。
https://www.bosai.go.jp/hyogo/research/movie/movie.html
1981年以前に建築された住宅を西明石市から施設内に移築し、片方には壁量計算では耐震等級3、構造計算では耐震等級1に少し満たない程度まで耐震補強を施しています。
1995年兵庫県南部地震においてJR鷹取駅で観測された揺れを再現し、移築した2つの耐震補強無し住宅と補強有り住宅を同時に揺らしました。
https://www.bosai.go.jp/hyogo/research/movie/movie-detail.html#2
結果は動画内で見ていただければと思いますが、揺れ始めて約7秒後、耐震補強無し住宅は一階が崩れ2階部分が地面に叩きつけられる崩壊が起きてしまいました。
耐震補強有り住宅は大きなひびなどをつくりながらもなんとか倒壊を待逃れてました。
そして、ここで終わらないのが、国立研究開発法人防災科学技術研究所。
耐震補強無し住宅が約7秒で倒壊してしまった揺れをもう一度、一回目を待逃れた住宅を補修せずまま揺らします。
2回目の揺れ約8秒後、耐震補強ありの住宅も崩れてしまいました。
これはすごく衝撃的なことでした。
壁量計算では耐震等級3(充足率)にまで引き上げた耐震性であっても2回目の揺れには耐えられなかったのです。
耐震補強をしたのだから、きっと大丈夫だろう
と2回目の実験動画を楽観的に見ていました。
大地震には希望的観測ではいけないと私自身も思い至ることになりました。
おそらく1回目で大きく内部が破壊されてしまい、2回目を耐えきることができなかったのではないだろうかと推測されます。
1回目の揺れの時から建物に負担を減らす制震工法を取り入れていれば、倒壊を待逃れることができたのではないでしょうか。
3.住宅省エネ 2024キャンペーン
「住宅省エネ2024キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する4つの補助事業の総称です。
①子育てエコホーム支援事業
②先進的窓リノベ2024事業
③給湯省エネ2024事業業
④賃貸集合給湯省エネ2024事業
このなかでもリフォームに対する補助金は①~③になります。
国土交通省(2,100億円+400億円)、環境省(1,350億円)、経済産業省(580億円)
の3省合同によるかなり大きな補助金制度です。
また補助金では珍しく①~④の別の補助金を重ねて申込することができるのも嬉しい点です。
ぜひリサーチしてどんな補助金を利用できるか調べてみてください。
もちろん弊社からもご提案させていただきますので、お気兼ねなくお聞きください。
本気で家をリフォームしたいときに見るべき情報3選
家は幸せに過ごし、幸せを育む場所だからこそ、安全性や快適性はしっかりと確保したいですよね。補助金制度を上手に活用してください。
今回の3つの情報は本気でリフォームを知ってほしい方に本当に知ってほしい情報です。
しかし、これ以外にもたくさんの情報もあると思います。事前にしっかりと情報を集めることでリフォームを成功させてください。
満足度の高いデザインとともに安全で快適な生活空間を実現してください。
奈良で本気のリフォームをお考えでしたらお気軽にご相談ください。