奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
断熱等級6・7などZEHを超える断熱等級が2022年に新設されましたが、具体的にどう暮らしが変わるのか?と言った調査はあまり世に出ていませんでした。
今回、2024年3月に
石井 朱音, 伊香賀 俊治, 福島 富士子, 富岡 由美, 峰 友紗, 大橋 桃子
https://www.jstage.jst.go.jp/article/aije/89/817/89_123/_article/-char/ja/
が発表されました。
断熱等級6~7水準の高断熱住宅への転居前後、5~6 年経過後における子育て世代の女性の健康状態の変化や、若年層の女性の諸症状に着目した調査です。
家が子育てをしている女性にできることを調べた論文です。慶応大学と東京ガスの共同研究だそうです。
ぜひ、ご覧になってください。
今回は一部を紹介します。
仕事や家事、育児に追われ、自身への健康意識が薄れやすい子育て中の女性
2016年~2017年に断熱等級6~7と高い性能の住宅へ引越しし、2022年にも同じアンケートを行い差が出たか?と言った追跡付き調査なので、高性能住宅で暮らしがどう変わったのかを知ることができる調査ではないでしょうか?
断熱等級6~7は2022年に新設された等級のため、本当に早い段階から調査が行われていたことがわかります。
2016年~2017年に断熱等級7を38世帯も集めたことはすごいと思います。
高性能住宅では体調管理が大幅に改善
全体的にあらゆる暮らしの評価が改善していることがわかります。
転居後すぐに改善を感じた方もいれば、5~6年住んだ経験の元、改善されたことも体感しているものもあるようです。
大きく改善:
・せきやたんがでる
・肩こり
・腰痛
・手足の冷え
・風邪をひく
また、家での切り傷ややけど等のケガも減っていることも注目です。家が使いやすくなっているようです。
高性能住宅では睡眠の質も改善
睡眠の質は転居前『非常に悪い』が一定数いることがわかりますが、転居後5~6年にはほとんどいなくなり、『非常にいい』が数倍にも増えていることがわかります。
睡眠でお悩みの方は高断熱住宅も併せて検討してください。
男性の改善は女性に比べて少ないように見えますが、それは睡眠にお悩みな方が少ないからではないでしょうか?
断熱性の高い家では健康でぐっすり寝れる。
ざっと紹介してきましたが、
高断熱住宅への転居が子育て世代の女性の健康に及ぼす影響を紹介してきました。
風邪を引きにくくなったり、体調の不調が減ったりなど
数値化しにくいデータを引越し前、引越し後、住み始めて5年から6年後に追跡調査を繰り返し行うことでその差を導き出した今回の調査はすごく貴重なものです。
2024年3月に発表された最新の情報で、まだまだ学術的ですが、今後高性能住宅が標準化されていくのに基準となるような研究です。
特には仕事や家事、育児に追われ、自身への健康意識が薄れやすい女性にお家の恩恵を体感いただけると嬉しいです。
ココファミーユは断熱等級6以上が標準仕様
ココファミーユ|夢工房ではZEH水準を超える断熱等級6以上を標準仕様にしています。ここでの研究対象になった高断熱住宅と同様かそれ以上の良いお家を建てていると考えています。
ぜひ、本当の高断熱住宅で健康を気にしなくていい暮らしを手に入れて下さい。