奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
新しいお家づくりノートを作成しました。
どんな暮らしにしたいか?
と間取りのこと、暮らし方のことを整理して考えることでより良い家づくりにするための家づくりノートです。
ぜひ、ご夫婦で考えながら活用いただければと思います。
取得方法についてはパンフレットとともにお問合せいただければと思います。さて、そんな家づくりノートからこぼれてしまったお話をブログにしたいと思います。
今回テーマは
『リビング学習に適した間取り』について中心に考えていきます。
リビング学習を取り入れますか?
家族と一緒にいながら勉強できるから、子ども自身が安心して勉強できるし、少し心が折れてもリズムを取り戻しやすいなどメリットがあります。東大生の8割がリビング学習していると言われるほど、学習環境を整える上でリビング学習はとても重要な役割を果たしているそうです。
そんなリビング学習のメリットが周知されてか。
Gakken2021年8月調査によると
「家で学習するときの場所」小学生白書WEB版
https://www.gakken.jp/kyouikusouken/whitepaper/202108/index.html
小学1年生
リビングダイニング 82.0%
リビングに隣接部屋 11.0%
子ども部屋(ひとり) 3.5%
小学3年生
リビングダイニング 74.0%
リビングに隣接部屋 14.5%
子ども部屋(ひとり) 6.5%
小学5年生
リビングダイニング 64.5%
リビングに隣接部屋 13.5%
子ども部屋(ひとり)14.0%
リビングに隣接部屋とは親の目が届く場所なので実質リビング学習に入りそうです。
と考えると低学年時に限らず、高学年になっても約8割の家族がリビング学習をしていることがわかります。
子育てをするお家において「リビング学習」はすでに常識で、前提に間取りを考えていく方がいいのではないかと思われます。
リビング学習に最適な間取りとは?
リビング学習においてもっとも煩わしい問題は、家族が共用するリビング空間に学習用の書類や教材、文房具が散らかりがちな環境になってしまうこと。
この問題にはいくつかの解決があります。
最適な解決策を選択することでリビング空間と勉強スペースを共存させましょう。
ダイニングテーブルでの勉強
ダイニングテーブルでの勉強はリビング学習でもっともポピュラーな方法です。しかし、散らかりやすいダイニングテーブル。
「とりあえず」のちょい置き、、。
など、動線上置かれやすいダイニングテーブルは豊かな収納が近くにあるとスッキリキープをし易くなります。
リビングにリビング学習用スペースをつくる
リビングのカタチや大きさが必要になりますが、リビング学習用スペースをつくり、日ごろから勉強を習慣づけるのもいいですよね。背中を向ける形になるので、集中もできます。
またママスペースとしてノートパソコンや作業棚としても利用できます。暮らしていると意外に多い暮らしの作業を集約することもできそうですね。
リビングにリビング学習用スペースをつくる②
本格的にリビング学習やスペースを作成することでもっとリビングが整理されます。
リビング学習の学習用の書類や教材、文房具を奥に収納することでリビングから見ることができなくなり、リビングに溢れがちな荷物を全て収納しきれる収納力を持たせています。
小上がりになっているので目線も少し高くなり、顔を上げればリビング全体を見ることができ視覚的にも明るいリビング学習用スペースになります。
リビング学習の目的は勉強だけじゃなく寄り添う時間を増やす
とは言え、勉強は家が適しているか?と言われればそうではないかもしれない。とも言われているそうです。
リビング学習のもっとも大事な効果は賢くなるためでなくとも家族といる時間を増やすことかもしれません。
子どもと一緒にいられる時間はあまりにも短い。
Gakkenの最近調査2023年10月調査によると保護者と一緒に過ごす時間は平日3.6時間
リビング学習はそんな一緒に過ごす時間を増やす方法の一つであり、互いの距離を近づけることができるものだと考えられます。
勉強しなさいではなく、
勉強しよ。寄り添える。
子どもにとって勉強が楽しくも安心できる時間にすることができるのもリビング学習だと思います。
言葉では伝えられない愛情を伝えること。
お家ができることはたくさんありそうです。