奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
ココファミーユ|夢工房では天然木での室内建具やフローリングをお勧めしています。
と言うのも劣化に強く長く使用いただける素材ですので、メンテナンスをしながら長く大事に使ってほしいと考えているからです。
木そのままの性質についてまとめていきます。
天然木の建具やフローリングは木そのままの性質を引き継ぐ
当たり前なことですが、
天然木の建具やフローリングは木そのままの性質を引き継ぎます。
そのため、見た目だけでなく木の性質を大まかにでも知っておく必要があります。木の性質はメリットでもあり、デメリットにもなりえます。
工業製品のように、
基板の上にシート状のプリントや突板を貼ったものとはその点に注意が必要になってきます。
木の種類からその性質を知って、暮らしに合っているか?を考える。
木の種類からその性質を知って、暮らしに合っているか?
考えることはすごく大事なことです。
例えば、
柔らかい木は傷がつきやすいが、手入れしやすく
硬い木は傷はつきにくいが、手入れの方法にコツがいるものなどがあるということです。
広葉樹と針葉樹
まずは、小学校で学ぶ「広葉樹と針葉樹」について
「葉の形が違うやつでしょ?」と懐かしく思っていただける方も多いのではないでしょうか?
天然木の建具やフローリングにはそのどちらにも使用されています。
針葉樹代表 桧
マルホン 尾鷲ヒノキ 床暖房対応 挽板フローリング 国産材 定尺 105mm巾
https://www.mokuzai.com/Product/Detail/11421
桧は、触り心地がよく、木目もきれいと言われています。高級感にあふれ、光沢もよいため、長年使用することによってより艶や味も出てきます。整った木肌をしているため、建築にとどまらず、様々な箇所で桧が使用されています。
https://hyogo-nourinsuisangc.jp/archive/17-zakkan/article/zakkan_2202.html
拡大図で見てみると、
すごく特別な形、ストロー状の組織が束になっていることがわかります。
桧だけでなく杉やマツ(パイン)など針葉樹ではこのような組織になっていることがおおい。
そのため、強度が縦方向には強いのですが、横方向にはクッション性があると言われます。そのため、フローリングや建具に使用されるときは柔らかいとも言われ、日常の暮らしのなかでは傷がいきやすいということがわかります。
しかし、縦方向の強さは1000年を超えても支える桧の柱からもわかります。
広葉樹代表 栗
https://www.mokuzai.com/Product/Detail/12787
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栗はオーク材などと同様のブナ科の広葉樹です。
材質は比較的硬く、色味が少ないことが特長です。
ストロー状の組織なのですが、針葉樹とは違いつまっている印象なのがわかります。つまっているために、踏んだ時のクッション性はあまりないので、しっかりした硬さを感じます。
天然木の良さは多様な木種から選ぶことができること
木には6万種以上あるのだそうです。
住宅に使われているのはその一部ですが、多くの種類のなかからともに暮らす木を選ぶことはすごく楽しいことです。
ぜひ、お家づくりにも取り入れてみてください。