自然素材住宅・木と漆喰の家づくり.奈良・天理の工務店ココファミーユ.夢工房

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2023年8月6日

奈良で素敵なデザイン注文住宅を叶えたい方へ

奈良での注文住宅探しにおいて、快適で個性的な家を求める方に向けて、ココファミーユ|夢工房が自信を持っておすすめします。私たちの最大の特長は、可変性のあるデザインに特化した住宅づくりです。一般の住宅にとらわれない柔軟な発想とプロフェッショナルな技術で、お客様の理想のお家を実現いたします。

私たちの住宅づくりの原点は、お客様の夢や希望に真摯に寄り添うことです。じっくりとお話をお伺いし、ライフスタイルやご家族の想いを理解することで、お客様にぴったりのプランを提案します。吹抜けやスキップフロアなどの可変性のあるデザインを駆使して、家族の個性やこだわりを反映させた住まいを創り上げることが私たちの喜びでもあります。

 

また、細部にまでこだわり抜いた美しく機能的な家づくりを追求しています。耐震性や断熱性など、住まいの基本的な要素も見逃しません。全棟構造計算を行い、耐震等級3を確保することで、安心して暮らせる強固な住宅を提供しています。

今回、ぜひ施工事例をからデザイン性のある間取りを紹介します。
家族の絆が深まり、楽しい思い出が増えるような、そんな家建てる参考にしてください。

 

 

デザイン性にこだわるなら!吹抜けやスキップフロアを活用

 

デザイン性に重要なポイントは、空間の広がりと開放感です。ココファミーユ|夢工房では、吹抜けやスキップフロアなどの可変性のあるデザインを得意としています。高天井や広々とした大空間が、家族やゲストを魅了します。豊かな自然光が差し込み、室内に心地よい明るさをもたらします。居心地の良い空間で、日常がより楽しい時間になることでしょう。

 

 

間取りも魅力的に!吹抜けと大空間を組み合わせる

 

ココファミーユ|夢工房では、吹抜けやスキップフロアを活用した間取りも魅力的に提案しています。例えば、吹抜けを中心にしたリビングルームとダイニングエリアが大空間を形成し、家族が集まって楽しく過ごせる空間を創り出します。吹抜けから光が降り注ぎ、開放的な雰囲気が広がります。

 

さらに、スキップフロアを活用して畳スペースやロフトスペースを作ることも可能です。子供たちの遊び場やくつろぎのスペースとして活用できるでしょう。可動式のパーテーションを設置して、必要に応じて空間を分けることもできます。家族のライフスタイルに合わせて、自由なレイアウトが可能な注文住宅を提供します。

 

 

 

デザイン力を発揮させる 許容応力度構造計算

 

 

安心して暮らすために、ココファミーユ|夢工房では全棟構造計算を行い、耐震等級3を確保することにこだわります。地震などの災害に強いデザイン性の高い住宅を提供します。一般的な簡易計算では不安を残す場合もありますが、私たちは高い安全性を担保しています。

 

 

奈良で理想の注文住宅を叶えるなら、デザイン性のある可変性のある家づくりに注目してください。ココファミーユ|夢工房は、お客様の暮らしをより豊かにするために、創造性豊かなデザインと確かな技術を持ち合わせ、皆様のご希望を具現化するお手伝いをしています。私たちは一般的な住宅とは一線を画す、独創的なデザインにこだわっています。吹抜けやスキップフロア、広々とした開放的な空間など、可変性のあるデザインを取り入れることで、家族の個性やこだわりを反映した家づくりを実現しています。家族の暮らしに合わせて間取りを自由にカスタマイズし、理想のライフスタイルを叶えるお家を提供しています。

 

 

デザイン性だけでなく、安心して暮らせる住宅づくりにも力を入れています。全棟構造計算を行い、耐震等級3を確保することで、地震や自然災害に対して強固な住宅をご提供しています。断熱性や通風性にも配慮し、快適な室内環境を実現しています。また、私たちの家づくりはただ建物を造るだけでなく、家族の思い出を創る場所を提供することを目指しています。家族の笑顔が溢れるような、温かくて居心地の良い空間をデザインしています。家族みんなが心地よく暮らせる住まいを実現することで、幸せな家庭をサポートしています。

奈良での理想の注文住宅を叶えるために、ココファミーユ|夢工房がお手伝いいたします。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。あなたの理想のお家を共に創り上げる喜びを分かち合いましょう。心待ちにしています。

 

 

 

 

2023年7月29日

こどもエコすまい支援事業 209億増額されましたね。

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。

令和5年度の住宅補助制度の目玉「こどもエコすまい支援事業」
7月27日時点で予算消化率82%になっていました。
8月末で予算終了する可能性がありました。

今回の209億増額により8月中は予算枠もちそうです。
駆け込みがどうなるかですが、9月中旬~10月初旬でしょうか。

こどもエコすまい支援事業の予算を約209億円増額します/国土交通省
https://kodomo-ecosumai.mlit.go.jp/assets/doc/press_release_0728.pdf

 

 

こどもエコすまい支援事業の予算枠の確認方法は?

最新の予算枠の確認方法は
以下URLかこどもエコすまい支援事業HPの以下の部分から確認することができます。

いままでの支援制度ではわかりにくかったので、すごくわかりやすくなっています。

 

 

 

 

 

 

予算が間に合わなかった場合は?

こどもエコすまい支援事業が来年も継続されるかは、現在のところ不明です。
ただ、過去も名前やその支援方法も変わるさいに、支援のはざまができていました。

 

現在 → こどもエコすまい支援事業
過去 → こどもみらい住宅支援事業
過去 → グリーン住宅ポイント制度
過去 → 次世代住宅エコポイント

 

 

 

契約時期に注意

過去の支援事業では工事請負契約の期間を定めていました。
そのため、間に合わなかった場合次の住宅支援制度を利用できませんでした。

現行のこどもエコすまい支援事業はこのあたりが改善されていて、
「契約期間は問いません。」と明記されています。

しかし、
この契約期間は問わないことで、何かしらの問題が生じていた場合、
次回の住宅支援制度では元のように「工事請負契約の期間」を定められてしまうかもしれません。

そうなれば、
補助金制度の空白のはまる危険性もでてきてしまいます。

次の住宅支援制度には
「契約期間は問いません。」と明記されてほしいと願うばかりです。
もし、ご不安な方は現行制度で間に合うなら「予約」に進むべきなのでしょう。

 

 

こどもエコすまい支援事業の代わりに考えるべき補助金制度

こどもエコすまい支援事業の予算終了後も使用できる補助金制度はZEH補助金、地域型グリーン化事業補助金の2つが有効ではないでしょうか?
ここでは詳しくは割愛しますが、こどもエコすまい支援事業とはすこし違い、申請時期が決まっていたり、申請したら必ずもらえるわけでなかったりと違いも多くあります。

住宅の補助金制度は少し難しいので、
ぜひ、お気軽にご相談していただけましたらと思います。

2023年7月16日

木そのままの性質を引き継ぐ天然木を暮らしに取り入れること

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。

ココファミーユ|夢工房では天然木での室内建具やフローリングをお勧めしています。
と言うのも劣化に強く長く使用いただける素材ですので、メンテナンスをしながら長く大事に使ってほしいと考えているからです。

木そのままの性質についてまとめていきます。

 

 

天然木の建具やフローリングは木そのままの性質を引き継ぐ

 

当たり前なことですが、
天然木の建具やフローリングは木そのままの性質を引き継ぎます。
そのため、見た目だけでなく木の性質を大まかにでも知っておく必要があります。木の性質はメリットでもあり、デメリットにもなりえます。

 

工業製品のように、
基板の上にシート状のプリントや突板を貼ったものとはその点に注意が必要になってきます。

 

 

木の種類からその性質を知って、暮らしに合っているか?を考える。

木の種類からその性質を知って、暮らしに合っているか?
考えることはすごく大事なことです。

 

例えば、
柔らかい木は傷がつきやすいが、手入れしやすく
硬い木は傷はつきにくいが、手入れの方法にコツがいるものなどがあるということです。

 

子ども部屋は細かな傷をきにするよりも柔らかい床にしたいですね。

 

 

広葉樹と針葉樹

まずは、小学校で学ぶ「広葉樹と針葉樹」について
「葉の形が違うやつでしょ?」と懐かしく思っていただける方も多いのではないでしょうか?

天然木の建具やフローリングにはそのどちらにも使用されています。

 

 

針葉樹代表 桧

マルホン 尾鷲ヒノキ 床暖房対応 挽板フローリング 国産材 定尺 105mm巾

https://www.mokuzai.com/Product/Detail/11421

 

桧は、触り心地がよく、木目もきれいと言われています。高級感にあふれ、光沢もよいため、長年使用することによってより艶や味も出てきます。整った木肌をしているため、建築にとどまらず、様々な箇所で桧が使用されています。

 

https://hyogo-nourinsuisangc.jp/archive/17-zakkan/article/zakkan_2202.html

拡大図で見てみると、
すごく特別な形、ストロー状の組織が束になっていることがわかります。
桧だけでなく杉やマツ(パイン)など針葉樹ではこのような組織になっていることがおおい。

そのため、強度が縦方向には強いのですが、横方向にはクッション性があると言われます。そのため、フローリングや建具に使用されるときは柔らかいとも言われ、日常の暮らしのなかでは傷がいきやすいということがわかります。

しかし、縦方向の強さは1000年を超えても支える桧の柱からもわかります。

 

 

広葉樹代表 栗

https://www.mokuzai.com/Product/Detail/12787

https://www.mokuzai.com/Product/Detail/12787

https://www.mokuzai.com/Product/Detail/12787

栗はオーク材などと同様のブナ科の広葉樹です。
材質は比較的硬く、色味が少ないことが特長です。

 

ストロー状の組織なのですが、針葉樹とは違いつまっている印象なのがわかります。つまっているために、踏んだ時のクッション性はあまりないので、しっかりした硬さを感じます。

 

 

天然木の良さは多様な木種から選ぶことができること

 

木には6万種以上あるのだそうです。
住宅に使われているのはその一部ですが、多くの種類のなかからともに暮らす木を選ぶことはすごく楽しいことです。
ぜひ、お家づくりにも取り入れてみてください。

2023年7月3日

『カビや劣化に強い家』 透湿住宅のすすめ

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
2022年断熱等級5、6、7が新設され、ZEHを越える断熱性能をお求めになられるお客様も増えているように思います。

 

気密や換気など断熱性能だけではないんだけど、、
との思いもあるのですが、
良いお家を建てたい方にランクで考えられるのはわかりやすくなったことは素敵なことだと思います。

さて、そんな高断熱化に進む住宅において、少し忘れられているのが透湿性能です。
お家をつくるどんな建材にも「透湿抵抗値」と言うものが表記されています。

もちろん、建材ひとつひとつのカタログなどを見るのは
建築会社で皆様が見ることはあまりないかと思いますが、、
熱抵抗値とともに併記されている「透湿抵抗値」について考えていきたいと思います。

 

 

 

水は防ぎ、湿気は透す?

住宅建材では想像しにくいかもですが、
「水は防ぎ、湿気はとおす素材」からできた服というものはかなり普及しています。
皆さんももしかしたらお持ちかも。

有名なものではゴアテックス
アウトドアメーカーを中心にアウターウェア、靴、手袋など防寒しながらも汗などを透湿させることで快適性を保つ素材。
実は歴史は深く 1971年創業者のロバート・ゴアによって開発されたそうです。

 

小さな穴が開いていて、結合した水分子は通れないが、湿気となった水分子は通過できるというミクロな穴が無数にあいた素材です。多層構造になっていて湿気は透すが、水分子ははじくという特別な機能を持たせているようです。

 

 

透湿抵抗値

壁や屋根など住宅の外皮と呼ばれる場所に使われる建材には、熱の通しさを表す熱抵抗値で表すように透湿する性能を透湿抵抗値という表記で表されています。
JIS A9511(日本産業規格)にて透湿抵抗値の測定方法なども決まっています。

http://www.house-support.net/seinou/tousituteikou.htm

 

 

 

建築基準法では透湿は義務ではない。

 

将来的にはわかりませんが、現在のところ透湿性能は住宅の最低基準の取り決めである建築基準法には条件などはありません。断熱の義務化もないので仕方ないのですが、快適性や耐久性に関係する透湿性能は義務ではありません。

 

そのため、透湿性の問題により引き起こされる快適性や耐久性が損なわれる恐れのある家が、ふつうに建っているのが現状です。

 

 

 

夢工房|ココファミーユの家は透湿する家

透湿するココファミーユの家の壁構造は以下のようになります。
室外(左)から室内(右)見ると

カルクファザード→軽量モルタル→通気ラス→胴縁(通気層)→透湿防水シート→EXボード→セルロース→プラスターボード→内装漆喰

 

透湿性能が高いものは透湿しやすい建材(緑色)
透湿性能が低いものは透湿しにくい建材(黒色)
で表すと透湿しやすいもので出来上がっていることがわかると思います。

透湿を途中で遮るものがないので、壁内の湿気が外へと流れていきます。
またゴアテックス同様に各素材の透湿抵抗値の違いで内側から外側への湿気が流れるように設計しています。

 

細かな数値は各メーカーによって若干差があるので、ここでは透湿性能が高い・低いで表しています。なお、透湿抵抗値が高いと透湿しずらく、透湿抵抗値が低いと透湿しやすくなります。

 

 

一般的な住宅の壁構造

一般的な住宅では
室外(左)から室内(右)見ると
サイディング→通気層→防水シート→合板→断熱材/柱→石膏ボード→塩ビクロス

透湿するものと透湿しずらいものがバラバラにつくられていることがわかります。
つまり湿気が途中で止められるということで、止められた水気はここにとどまり続けるということがわかっています。

 

 

 

湿気は空気が動かないところに湿気がたまるという性質がある。

湿気は空気中にあっても空気が動いている部分にはたまらず、
空気が動かない場所にとどまるという性質があると言われています。

 

そのため、通気層では空気を動かすことが推奨されています。
ここで問題なのが通気層よりも壁側(室内側)ではどうしても空気がうごかないので、湿気がたまりやすいのです。
その上、透湿性能が低いもの(透湿抵抗値が高い)ところで湿気がたまります。

 

ここで温度差があると結露します。
冬は室外側、冬型結露
夏は室内側、夏側結露
が発生してしまい、透湿しないと不快だけでなく、カビや腐朽菌の温床となります。

これまでの家の欠陥と高断熱住宅の改良

 

服で湿気がたまりジケジケすれば脱げばいいのですが、
当たり前ですが、家の場合、外皮を脱ぐわけにはいきません。
そのため、30年も持たない家があるのです。

 

 

 

湿気まで検討して住み継ぐ家に

壁、屋根など家の外皮は簡単なリフォームでは変えることはできません。
スケルトンリフォームなどすべて剥がさないと改善することはできない場所です。

だからこそ、
新築時に外皮にまでしっかりと湿気対策がとられた住宅にすること。
そうすることで、
格段に住宅寿命は引き延ばすことができるのです。

2023年6月25日

奈良でHEAT20 G2(断熱等級6)の高性能住宅を建てたい方へ

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案するココファミーユ|夢工房スタッフです。
去年2022年4月に断熱等級5(ZEH基準)、10月に等級6・7が新たに設けられました。
その以前は2000年4月につくられた断熱等級4(2025年義務化予定)が最高等級でした。

22年ぶりの断熱等級の新設はお家づくりの新しい快適性の指標としてすごく役立つと思います。
この記事では、上位等級についてご紹介していきます。

 

 

 

 

ココファミーユ|夢工房は標準仕様で等級6、HEAT20 G2

 

 

ココファミーユ|夢工房のお家では標準仕様で断熱等級6です。
上にも書いたように22年間も!長い間、断熱等級は変わりませんでした。
車で言うと
プリウス初代が発売期間が1997年~2003年ですから、すごく昔の感じがしますよね。

 

その間、あまり性能値としては高くない断熱等級4を「最高等級」と表示されていることを危惧し、
新しい温熱環境を検討する研究会がつくられました。

 

それが
東京大学 名誉教授 坂本 雄三先生を理事長とし、
近畿大学 副学長 岩前 篤教授らを理事とする
「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」
略称、「HEAT20」です。

 

 

HEAT20は研究の結果、3つの断熱性能ランクを示しました。

それが
・HEAT20 G3
・HEAT20 G2
・HEAT20 G1

 

HEAT20 G1→HEAT20 G2→HEAT20 G3との順で断熱性能が上がっていきます。
一番下の性能ランクHEAT20 G1ですら、国の定める断熱等級4(当時、最高等級)を軽く超える性能ランクでした。

断熱等級4を超える性能の住宅を標準仕様で建てている建築会社はこぞって、このHEAT20での性能ランクでその性能を示しました。
なので、ココファミーユ|夢工房もHPに『HEAT20 G2』と表示しています。

 

 

ちなみに
このHEAT20の研究により、
HEAT20 G3≒断熱等級7
HEAT20 G2≒断熱等級6
HEAT20 G1≒断熱等級5

と概ねHEAT20と同等基準で
2022年に上位等級が新設されていることを考えると
「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の見据えた先が現実になっていっていますね。

 

 

HEAT20 G2グレードでの暮らし

断熱等級6、HEAT20 G2での暮らしを視覚化した資料がLIXILさんにありました。

LIXIL ヒートショック予防啓発活動 2020年11月24日ニュースリリース

 

大阪南港にもあるLIXILの住まいStudioで各部屋が実際につくり、部屋の温熱環境を調べている様子。

昔の家:昭和55年基準
今の家:省エネルギー基準平成28年基準(断熱等級4)
これからの家:HEAT20 G2(断熱等級6)

サーモグラフィ画像では赤や白がもっとも熱く、濃い青がもっとも冷たくなって表示されています。

昔の家と今の家では腰の高さあたりで層(下部:青 上部:緑)ができているがわかります。
昔の家では足元寒いのはわかりますが、今の家でも寒そうです。
また、HEAT20 G2(断熱等級6)では部屋の上下での温度差が少ないことがわかります。

 

下部図の右のグラフを見ると

昔の家:上下温度差5.9℃
今の家:上下温度差4.5℃
これからの家:上下温度差2.0℃
温度差だけでなく、室内温度が高いことがわかります。

 

 

また左図では別の部屋とも温度差も少なくなっていることがわかります。
冬場にリビングから出ると「寒い」と感じることが少なくなります。

HEAT20 G2グレードのお家では、
子どもさんのお風呂上りに、急いで拭き上げる必要がなくなったと
お客様からも喜びをいただきました。
住んでいた賃貸から大きく暮らし方が変わったとのこと。

 

 

 

からだへの負担も減る!?

住まいStudioで断熱性の違う各部屋に50分間入室してからだにどんな影響があるか?
と言う実験が行われたそうです。

左図は、
足の甲の温度2℃温度が違う。とはいえ、断熱性能が違うと足元温度約6℃の差がありますから、体の中で寒さを感じ、体温を上げていることがわかります。
体温を上げるために血管を収縮し、心拍数を上がってしまっています。
HEAT20 G2グレードでこれらの無意識的な無理をしなくてよくなります。

 

慶応義塾大学の伊香賀俊治教授らが発表したら「健康維持がもたらす間接的便益(NEB)を考慮した住宅断熱の投資評価」では、これらの無理のない暮らしが、間接的便益(NEB:医療費+病気にならなければ得られる所得)が年間58,632円と指標をだしています。

TVなどでよく言われる経済効果などのようにあくまで計算上ですが、平均で年間58,632円の少なくない経済効果も出るようです。

 

 

 

快適がふつうな暮らしに

ココファミーユ|夢工房では快適な暮らしがふつうの暮らしだと思いながら暮らしてほしいと考えています。好きなデザインのなかで、お家が落ち着くと快適に暮らしてほしい。

そして、将来にわたって、住宅性能に不安にならない家。
だからこそ、住み継いでいけると考えています。

 

 

2025年新築には断熱義務化が予定されていて、
段階的にその義務基準は引き上げられる予定になっています。

2030年ZEH基準、つまり断熱等級5(HEAT20 G1)にまで引き上げる予定と国の政策では発表されていますが、あまり認知されていないように思います。

そのため、建売ではZEH基準に満たない断熱性能のものもよく見かけます。と言うかほとんどそうなのでしょうか。
2030年はもうすぐそこ。
延期されても省エネルギーのためといつかは義務化されるように思います。

将来にわたって、その性能に自信を持って暮らしていけることがとても大事なことだと思います。
一緒に家族にとって良いお家をじっくり考えていきましょう。
お気軽にご相談ください。

 

2023年6月18日

フンデルトヴァッサー 家は第3の皮膚

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。
家は第3の皮膚と呼ばれていることはご存じですか?

建築家のフンデルトヴァッサーは
自分自身を第1の皮膚、衣服を第2の皮膚、住宅を第3の皮膚、社会環境を第4の皮膚、地球環境を第5の皮膚
と提唱していたそうです。

なんともすごい発想ですよね。
言い回しが独特なので難解に聞こえますが、新居を考えるときには良い考え方とも思えるのです。参考にしていただけましたら幸いです。

 

 

フンデルトヴァッサーとは?

 

フリーデンスライヒ・レーゲンターク・ドゥンケルブント・フンデルトヴァッサーはオーストリアの芸術家、画家、建築家
すごく面白い建築家で直線が嫌いという。

「自然の中に唯一存在しないものが直線である。社会や文化が存在しないこの直線に基づいているとすれば、やがてすべては崩壊するだろう」
自然を愛した彼は、建築でも自然への回帰を唱えました。

 

ヴァルトシュピラーレ

晩年の作品
上空方から見ると逆J型

さすが芸術家。強烈なインパクトです。

 

関西には彼の作品がありますので、一度は見られたことがあるかもしれませんね。

 

キッズプラザ大阪の「こどもの街」

 

 

 

5つの皮膚を家探しの観点から考えてみる。

自分自身を第1の皮膚
衣服を第2の皮膚
住宅を第3の皮膚
社会環境を第4の皮膚
地球環境を第5の皮膚

と唱えた内容を家づくり、家探しから考えてみると
この皮膚について的を得ていることがいくつか見つかります。

 

 

 

衣服と住宅は似ている。

 

温度によって服を選ぶことは、快適な日常生活を過ごすために非常に重要な要素です。季節や天候の変化によって体感温度も変わるため、適切な服装の選択は必要不可欠ですよね。

汗対策には、速乾性のある素材の服を選ぶことが大切です。汗をかいても素早く乾くため、不快感を抑え、快適な状況を保てます。
ムレないように通気性が良いものも選びましょう。

暮らしのなかでも多くの湿気がでると言われています。
料理やお風呂などで12L/一日も水分がでるそうですから、換気だけではなく、湿気を透湿する壁で湿気がたまらないような家がおススメです。

 

 

第4の皮膚(社会環境)は周辺環境など?

「第4の皮膚」とは、人間が生活する社会環境のことを指す言葉です。
たとえば、
敷地の広さ、高低差
などその敷地状況だけではなく、

 

校区や駅までの近さ、買い物の利便性、ご近所さんなど
まで含まれてきそうです。

第3の皮膚の住宅とも関係してきます。
例えば、日当たりや風通しや通行人の視線などは周辺環境と住宅とで併せて考えるとより良くなりそうです。

土地探しの段階から私たち建築会社にご相談いただけましたらと思います。

2023年6月11日

住宅省エネ2023キャンペーンとその他補助金スケジュールについて

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。

住宅の補助金制度のスケジュールは少し複雑です。
はじめてお家を購入されるかたにとって理解が難しくなっているのはスケジュールの複雑なことも要因としてあるのではないでしょうか?

 

と、言っても

「補助金を受け取れないような、損はしたくない。」

そんな方に今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。

 

 

 

住宅省エネ2023キャンペーンの現状

https://jutaku-shoene2023.mlit.go.jp/

 

 

住宅省エネ2023キャンペーンは国土交通省、経済産業省、環境省の3省合同での補助金制度になっています。去年までは補助金は重ねて申請できない制度でしたが、一部に重複して補助金が受け取れるようになりました。

 

他の住宅支援補助金には自治体、ZEH支援事業、グリーン化支援事業などもあり、最適な補助金申請についてはご相談ください。

 

 

 

  • こどもエコすまい支援事業 予算枠 1,500億円
  • 先進的窓リノベ事業   予算枠 1,000億円
  • 給湯省エネ事業    予算枠 300億円

 

予算枠が無くなると補助金は受付は完了してしまいます。
そのため、予算枠と申請時の条件に注意する必要があります。

 

 

 

 

新制度は11月上旬の閣議決定で決まる。

 

・次世代住宅エコポイント
・グリーン住宅ポイント制度
・こどもみらい支援事業
・こどもエコすまい支援事業

 

と続いてきた住宅支援事業ですが、
そのほとんどが予算を使い切ってしまい、次の補助金制度との間に『補助金の谷』ができてしまっていました。

契約日などの設定がされています。

 

 

 

つまり、契約をしていたが、予算がなくなる。
次の補助金に乗り換えようとしても次の補助金制度には「?月?日以降契約」でないと申請ができない。
と言うことが起きています。

 

そのほとんどが11月上旬の閣議決定にて制度が公表されています。ちなみに、その前情報はよく変更が起きています。

 

 

 

ZEH支援事業、グリーン化支援事業と並行に考えながら

 

ココファミーユは標準仕様でZEH基準です。
太陽光パネルを設置することで年間のエネルギー収支がゼロとなる住宅、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)となります。

以下のZEH補助金制度も対応可能です。

 

https://sii.or.jp/zeh05/

 

 

2022年では以下のようなスケジュールでした。
こどもエコ住宅支援事業とはちがい、公募で1か月とすこしの期間を定め、分けて募集するタイプの補助金制度になっています。

 

 

https://diamond-fudosan.jp/articles/-/1111198

 

 

 

 

地域型住宅グリーン化事業(評価)

http://chiiki-grn.jp/home/tabid/304/index.php

 

こどもエコすまい支援事業やZEH支援事業に比べると聞き覚えのない補助金制度かもしれません。
というのも、この補助金制度は大きなハウスメーカーなどは参加できない補助金制度となっているからです。

 

また各グループと呼ばれる木造住宅の供給に取り組むグループへ予算が決まっているので、申請すれば必ずもらえる補助金でもないという補助金制度になります。

 

 

 

 

新築住宅での補助金制度はご相談してください。

 

夢工房|ココファミーユではお家の総額を考えるときに補助金制度もあわせてご紹介するようにしています。
と言うのも今回ご説明したとおり、スケジュールがどうしても絡んでくるからです。

 

 

その時々の補助金最新情報もあわせてご紹介させていただきます。
そこから気を付けるべき可能性があるか?
など打ち合わせながら、最適なお家づくりを考えていきましょう。

2023年6月4日

子育てに適した 木比率は? 全国学校調査 木質率で変わる子どもたちの行動について

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。
木材の持つ機能や効果は数字ではなかなか表現しにくいですよね。

・美しい木目
・あたたかみのある感触
・高い吸湿性

表現力では伝えきれないこともありますよね。

そんな言葉にしにくい木の魅力や効果について
埼玉大学が全国の学校を調べることで木の効果を測ろうという試みがありました。

 

 

 

「学校校舎における木材利用の現状」 埼玉大学 長南あずさ他2名

https://core.ac.uk/download/pdf/199684438.pdf

 

平成22年「公共建築物における木材の利用の促進に関する法律」が成立し、国や自治体等を建築する建物に内装等に積極的に木材や木質系部材を活用されてきました。

小学校や中学校も例にも漏れずに木質化が進められてきました。
実際に学校の木質化が教育現場にどんな影響がでているか?と言うのがこの調査の意図のようです。

 

 

木質率で学校を4分類

全国7地域の小中学校71校(小学校48校、中学校23校)、教員・児童生徒・教育委員会の施設担当者を対象として調査

 

 

10か所の面にて
「普通教室およびこれに隣接する廊下の総面積に対する木材を使用した面積比」を木質率と指標にしています。
なお、机や椅子等の什器は計算に含めないこととした。

 

①高木質率群 (木質率55%以上)
②木質率35%~54%
③木質率25%~34%
④木質率25%未満

 

各学校を木質率で4分類して、
利用者の意見や雰囲気や居住感に対する主観的評価をまとめていっています。

 

 

最適な木質率は?

 

「学校校舎における木材利用の現状」内では、主観的な意見を含めたもので順位を出すものではないので、最適な木質率は示されていない。
しかし、一定の調査結果は示されています。

学校では、
②木質率35%~54%
がもっとも適している

①高木質率群 (木質率55%以上)
学校に対して愛着が高く、あたたかみや豊かさを感じている。
窓や黒板以外の部分がほとんど木材であるために、日中でもやや暗さを感じる。重々しく印象受けた。模様

②木質率35%~54%
教室・廊下の床、ドア・ロッカーと腰板に木材が使用されている学校。
「こんな学校で学べる(勤務できる)のはとても幸せなこと」「とても明るくて、あたたかみがある」など多くの教員、自動生徒が雰囲気やイメージの良さについて述べていて、教員・児童の評価は高い
キレイに丁寧に維持されていることも特徴的

③木質率25%~34%
教室・廊下の床や木質素材が少し使われている学校
校舎に対して特別な印象が少なくなり、無機質な印象を抱くことも増えていて、
30%を切る学校では比較的新しい学校であっても、やや汚れた印象を受けるなどの意見もでていた。

④木質率25%未満
RC造で教室の床、ロッカー以外は木質材で、廊下の床はビニール系シート、内壁やドアはアルミ製で木材は使用されていない。
調査者からはシミや汚れが目立ち、ビニールシートの劣化は築年数以上に老朽化を感じさせるとの意見が得られた。

 

 

子どもたちの行動にも違いがある。

この調査に参加した調査者が共通して認識していたこととして、休み時間における子供の生活行動の違いがあったそうです。
それが子どもたちの休み時間の過ごす場所だそうです。
木質率が高い学校では教室以外の木質化が高い廊下などで思い思いの場所で過ごし、
木質率が低い学校では教室からでずに、椅子に座っている姿が多いそうです。

休み時間も勉強しているのか?
と思いきや、子どもたちの社会的テリトリーの侵害をもたらし、ストレス要因の一つとなっている可能性があるそうです。

違う学校へも転勤もある学校の先生だからこそ、気づけることですよね。

 

 

住宅にも木質率は大事そう。

このような調査から
木質率35%~54%が子どもたちには良さそうと言うことが推定されます。
是非、埼玉大学の研究もご覧になってください。

さて、住宅では比較検討することはなかなか難しいため、サンプリングが少ないようです。
ただ、このような調査から子どもたちを育てるのに適した住宅の木質率はどうだろうか。
と考えることは大事なことのような気がします。

どれぐらいの木質率が落ち着けるのか。居心地を良く思えるのか?
一人一人聞き取りや例を見ながらお家を考えていきたいですね。
また家具やインテリアなどで室内の木の比率を上げることもできそうですね。

2023年5月27日

除湿しても寒く感じにくい 自然素材の空間

奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房スタッフです。

無垢フローリングや漆喰、セルロースファイバーなど自然素材は調湿性を持っている建材です。
そのため、湿度の高い季節でも快適に暮らすことができます。

 

 

さて、そんな自然素材は除湿しても寒く感じにくい空間にすることにも寄与しているということはご存じでしょうか?

今回の記事は自然素材の持つ『除湿しても寒く感じにくい性質』(蓄熱性・熱容量)がつくる一定の室温がつくる快適な空間について書いていきます。

 

 

気密・断熱だけじゃない室温の話

 

 

暑さ、寒さには気密・断熱が重要です。
ただもっと小さな局所的な体感的な意味での暑さ・寒さの話になると気密断熱だけでは不十分になってきます。

 

 

つまり、人の体感温度は複雑です。

と言うのも
体感温度は温度(室温)だけでなく、
・壁や床からの輻射熱(冷たい場合は冷輻射)
・湿度
・風(気流)
・日射(陽射し)

 

 

と温度や湿度以外にも多くの外的要因によって体感温度は変わってきます。
(ちなみに代謝量や着衣量などを体感温度の内的要因と言います。)

 

 

 

パッシブデザインの住宅では上記を設計に組み込む

 

寝室のように運動量も少なく、一定の体感温度に保ちたい部屋であったり、
アクティブに動き回わりたいが電化製品も多く発熱量も多いリビングなど、

間取りを考えていくうえでも、
暑くなりすぎないよう
寒くなりすぎないよう考えていくこと。

パッシブデザインの基本的な考え方です。

 

 

 

パッシブデザインに吹抜けリビングが多い理由

 

昔の家、断熱性能が乏しかったリビングでは吹抜けは寒い、暑いものでした。
高い天井で開放的な視覚的な魅力と引き換えに、吹抜けの体感温度の住みやすさはそれほど良いものではなかったのです。

 

本当の高気密高断熱になると寒さ、暑さは問題にならなくなりました。
つまり、高い断熱性と気密の施工性で不快でないところまで来たのです。

ここからが自然エネルギーの活用ともいえるパッシブデザインの話になります。
なので、本当の高気密高断熱が必須であるということを知っておいてください。

 

 

 

リビングは人が集まる場所だから

 

皆様のお家のLDKにはどんな家電製品が置かれてますか?

・テレビ
・冷蔵庫
など

 

実はこれらの大型家電は大きな発熱量を持ちます。
また1人≒100Wが一般的な発熱量と言われ、人も部屋を暖める要因になります。
つまり、家族が集まり、ちゃんと高気密高断熱住宅だとリビングは暖まりやすいと言えるのです。

 

大きな空間で空気の温度差ができると自然と気流ができるので、りビングに吹抜けがあると空間の体積が増え、余分な熱を逃がすことができるのです。

 

 

 

高気密高断熱だけど冷たく感じる家と無感の家

 

パッシブデザインに脱線してしまいましたが、自然素材で除湿しても寒く感じにくい空間をつくる重要性も実はここにあります。

自然素材には一定の温度に保つ性質(熱容量)を持っています。
これらの素材でつくられた空間は局所的な寒さや暑さを軽減することができ、室内を快適に暮らすことが実現します。

 

目に見えない熱の話ですからわかりにくいかもしれませんが、

「土鍋と鉄鍋」
「陶器とガラスコップ」

 

 

アンドエヌイー(&NE) https://www.andne.jp/

 

 

入れるものにあわせて、最適なものを選んでいると思います。
実はなんとなく熱容量を体感として理解しているもの。

 

家には、熱容量が豊富で温度が変わりにくい自然素材が暮らしやすい。
自然素材からの輻射熱で除湿して空気が少し冷たくなっても寒く感じにくい空間になるのです。

2023年5月22日

85%以上が不快と感じる季節『梅雨』を快適に暮らす家の作り方

「自宅の湿気対策」の実態を調査したレポートを発表されました。
20代以上で日本国内にお住まいの方1,012名を対象にその実態を調査しレポートでまとめたものがFLIE MAGAZINEに公開しています。

Q1. 自宅内の湿気についてどれくらい不快に感じますか?
Q2. 梅雨時期に困ることは何ですか?
Q3. 自宅で何かしらの湿気対策をしていますか?
Q4. 具体的にどんな対策をしていますか?
Q5. 自宅内で湿気が気になる場所はどこですか?

 

フリエ住まい総研 https://flie.jp/magazine/category/features/research/

一部を抜粋して紹介していきながら、
85%以上が不快と感じる季節『梅雨』を快適に暮らす家を紹介していきます。

 

Q1. 自宅内の湿気についてどれくらい不快に感じますか?

 

少し不快感がある 45.5%
不快感がある   29.4%
非常に不快感がある 10.9%
不快感はない 14.2%

 

85.8%が不快と感じています。
この湿気の不快を感じない暮らしのためには高気密高断熱だけでは不十分です。

湿気コントロールと言う考え方が必要になってきます。

 

湿気コントロールとは?

湿気コントロールは基本2つのことで行います。

1つは換気
2つは調湿する建材

この2つを効率的に機能させ、
夏場は湿度50~60%
冬場は湿度40~50%
に保つのが理想的です。

50%前後に保てる家かどうかで、
つまり、一年中快適に暮らせる家かどうか?
が決まってきます。

 

 

第1種換気方式で湿度コントロール

換気システムには、第1種換気方式と第3種換気方式があります。
湿気コントロールに適しているのは、第1種換気方式です。

給気も排気も機械式で行う方法で、給気と排気をセットでコントロールできるため、湿度コントロールに効果的です。
例えば外気が湿気が多いとき(外が雨など)の時は、室内に空気を給気するときに湿気をこしとってから室内に新鮮な空気をとります。

なお、第3種換気方式は、給気口から自然に給気して換気扇で排気する方法です。
そのため、例えば外気が湿気が多いとき(外が雨など)の時は湿気をたくさんを含んだ空気のまま室内に取りこんでしまいます。

逆に冬場、乾燥が気になる場合は風量調整することも可能な製品もあります。

パナソニック 気調システム®

 

 

無垢材、エコカラットなど調湿する建材

無垢フローリングや自然素材の漆喰などは湿気が多いと湿気を吸い、湿気が少ない(乾燥)していると吐き出すという調湿機能を持っています。

というのも、
これらの自然素材には孔と呼ばれる小さな穴を持っている構造であることと木材の成分であるセルロースやヘミセルロースが水分を引き寄せる性能もあります。

そんな孔を土を高温焼成することで人工的につくったものがエコカラットです。
エコカラットはそのデザイン性に加え、優れた調湿性能を持っています。

ただ、その調湿性は面積にも関係しますので、家全体を漆喰など調湿性能をもった壁材で仕上げたほうが家全体としては調湿性能をあがることも多々あります。
ご要望に合わせてご提案いたします。

 

 

一年中を快適に暮らす

理想の湿度は50%前後
そこで気象庁の過去データから奈良市を調べてみました。

90%~100%になっている日は雨ですね。
雨が降っていなくても、理想湿度より高い日が多いですよね。
除湿が必要なことが多そうです。

しっかりと湿度対策を行い一年を快適な暮らしを実現したいですね。
お家が快適にできることはたくさんあります。

奈良で快適な家をお考えの方はぜひココファミーユ|夢工房へご相談ください。

 

6/10に失敗しないための「はじめての家づくりセミナー」~いつまでも安心 編~
お家づくりの勉強会を開催します。

こちらも参加もご検討いただけましたら幸いです。

 

資料請求と “家づくり知恵袋” はこちらから
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奈良・天理で新築注文住宅を建てるなら工務店ココファミーユ.夢工房

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