日本の田舎の風景と言えば夏には縁側でスイカと花火、なんて思い浮かびませんか。
そんな昔懐かしい縁側を現代の暮らしではウッドデッキとして、出来る事ならお家に作りたいと多くの方が希望されます。私も夏に蚊取り線香のCMなどに出てくる様な昔ながらの縁側にとても憧れていました。
ウッドデッキは外と中を繋ぐ中間の場所であり、第二のリビングとして暮らしに彩りを与えてくれる優れもの。
普段はお洗濯を干すスペースに。屋根を付けておくことで雨の心配もないしわざわざ2階のベランダまで洗濯物を運ぶ必要もありません。(これ毎日の事なので結構重労働なんですよ)
お休みの日にはウッドデッキで朝食を。同じご飯でも外で食べるとなぜか美味しさが倍増になりませんか。その傍でお庭で遊ぶ子供たちを眺めたり友人を呼んでBBQを楽しんだり、夜にはゆっくりと語り合いの場所になったりなどなど。
リビングの次に家族やお客様が集う憩いの場になることでしょう。
そんなウッドデッキを備えたお庭には是非四季を感じる植栽をお勧めします。木々の緑は人々の結びつきや心の安らぎを与えてくれます。また外からの目隠しとなってウッドデッキでの利用に安心を与えてくれます。何より四季の移ろいをお庭で感じることが出来るなんて素敵だと思いませんか。
そんなウッドデッキですが素材選びには慎重に。
どんな素材にもメリット、デメリットがあります。
一番のお勧めはやっぱり本物の木で作られたデッキです。
費用も安く、何より素足で歩く時の感触は他の素材では敵うものはないのではないでしょうか。
でもこちらは一番手間がかかり耐久性においても他の素材に比べて厳しいのも事実です。耐久性は10年から長くて15年程、少しでも長くもたせる為には自分たちで定期的にメンテナンスをすることは必須です。でもそうして大切にケアしていくからこそ愛着や愛しさが深まるものですよ。
でも気持ちはあっても中々まめに出来ないという方もいらっしゃいます。
そんな方に多いのは樹脂で作られたデッキでしょうか。
こちらは見た目は本物の木のようですが木ではありません。
ということで腐ったりすることなく耐久性には優れています。
ですが、夏場お日様に照らされるととてつもなく熱くなってしまうこともしばしば。素足で歩く時には注意が必要です。
それから費用も木で作るよりはかなり高くなってしまいます。
最後はタイルデッキです。こちらは見た目も木ではないのでウッドデッキではないのですが用途としてはほぼ同じですね。モダンなお家や南欧風のお家にとってもあいます。もちろん水にも強く耐久性はしっかりしています。費用は木と樹脂の間くらいといったところでしょうか。もちろんどんなタイルを選ぶかによって費用は大きく変わってきます。
自分たちの暮らしやお家の雰囲気にあう素材は何か、メリットとデメリットをよく考えて選ぶといいですね。
ウッドデッキ。無くてもいいかもしれないけれど、あると暮らしを少し豊かな気持ちにしてくれるのではないでしょうか。
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