こんにちは。
日々の暮らしを一番の幸せに。
奈良県天理市で自然素材と快適な暮らしを提案する㈱夢工房の川端です。
さて、今回は以前に書いた地震対策への取り組みの第2弾を書いてみようと思います。
その1で書いたように弊社では地震への対策は耐震+制震をお勧め致しています。
耐震等級3のお家を守り長持ちさせるための技術として用いる制振装置。
弊社では制振装置【evoltz】を採用しています。
evoltzは日本の千博産業株式会社とドイツのBILSTEIN社が作る高性能、高品質の制震装置で2016年にGOOD DESIGN賞を受賞、世界最高品質の制震装置です。
前回のおさらいとして
耐震:揺れに耐える仕組み
免震:揺れを伝えない仕組み
制震:揺れを吸収する仕組み
という事はお伝えしました。
制振装置は車のダンパーの様な構造で、この装置が伸縮することにより住宅の構造に伝わる揺れのエネルギーを吸収します。evoltzはその特性により他のどの制振装置よりも速く効き、躯体を傷めることがありません。
金物で固められた耐震構造だけでは、一度の大きな地震に対して倒壊することは防げてもその地震に対して家が受ける損傷、気付かないほどの小さな地震によって受けるダメージの蓄積、繰り返す揺れに何度も耐えることは考慮されていません。
いくら耐震等級3を取得しても日本の様な地震大国に於いて繰り返される小さな地震で住宅の構造に少しずつ変形やゆがみが生じると耐震性能は徐々に低下し、30年後大きな地震で倒壊する恐れがあるのです。
そこで制振装置の出番です。制振装置を組み込むことで住宅の構造に伝わる揺れのエネルギーを吸収し蓄積されるわずかなダメージを軽減、それにより経年による耐久性の低下も軽減することができます。
小さな地震のダメージを吸収するためには小さな揺れから効き始めることが重要です。
他社の制震装置のほとんどは小さな揺れには反応できません。揺れが大きくなって初めて作用し始めるものがほとんどです。しかしそれでは制振装置の役割を果たすことはできません。evoltzは特許技術により他のどの制振装置よりも速く効く特性を持ち、他の装置の追随を許しません。
また、繰り返す揺れに対しての耐久性も必須です。evoltzは想定を超える過酷な環境にも対応できるよう、住宅業界で唯一100万回の作動耐久試験を行い、その性能にほとんど変わりがない事が実証されています。
一言で制振装置といってもたくさんの製品があります。
つけているだけでその性能を十分発揮できない製品もたくさんあります。
性能や耐久をしっかりと調べて選んでいくことも大切ですね。
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