先日台風7号の風はすごかったですね。
久しぶりに台風の直撃だったので、考えてしまいました。
今回、地球温暖化と台風の関係について少し調べてみました。
地球規模の話は少し大きすぎますが、住宅ができることもあわせて考えていき、
ココファミーユでは長く住み続けられる家をコンセプトに家づくりについても少し触れていければと思います。
台風の風の強さ
台風には強い、非常に強い、猛烈
と風速によってその種類と強さが分けれているそうです。
台風の種類と強さ
強い台風 33m/s (64kt) ≦ 最大風速 < 44m/s (85kt)
非常に強い台風 44m/s (85kt) ≦ 最大風速 < 54m/s (105kt)
猛烈な台風 54m/s (105kt) ≦ 最大風速
なお、
40m/s以上では家屋が倒壊する恐れがあると言われています。
住宅品確法による耐風等級
2000年に開始された住宅性能表示制度、住宅の性能を数値化し、消費者に対して適切な情報提供を行うための制度では、断熱性能、気密性能、耐震性能、室内環境、省エネ性能などがあります。
このなかで、少しマイナーで表示されているお会社さまは少ないかもしれませんが、耐風等級と言うものがあります。台風などによる暴風雨が心配なら、氾濫など土地状況と併せて、この耐風等級を取得するというのがおススメです。
〇耐風等級1
・極めて稀に(500年に一度程度)発生する暴風による力に対して倒壊、崩壊しない。
(稀に発生する暴風による力の1.6倍に相当する力)
・稀に(50年に一度程度)発生する暴風による力に対して損傷しない。
〇耐風等級2
「耐風等級1×1.2倍」
断熱等級は7まで
耐震等級は3まで
ありますが、耐風等級は2が最高等級になり、
強固な構造になるので、風による揺れも減らすことができます。
構造計算が必須
住宅を建てる際に住宅の強さを示す構造計算は必須と思われている方も多いと思いますが、
日本では高度経済成長期に数多くの家を必要としたため、木造住宅は特例として構造計算をしなくてもいいと言う決まりになっています。
(4号特例→今後縮小予定)
そのため、
鉄骨造やRC造なら当たり前の構造計算をなされていない家がいまだ一般的なことはあまり知られていません。
今後木造も構造計算が当たり前になるべきですし、住み続ける中で、見えなくなった柱など構造部の強度を計算された資料が手元にあると役立つことも多いでしょう。
ココファミーユ|夢工房では許容応力度による構造計算を標準仕様としているため安全性の高い住宅と言えます。
異常気象が当たり前になってしまうかもしれない。
台風は、暖かい日差しで海水が温まり、湿った暖かい空気が上昇します。この上昇気流が繰り返されて強力な低気圧が形成され、海面近くの湿った空気が巻き込まれます。その結果、台風が発生するそうです。
つまり、台風が生まれる場所、成長する場所の海水温が高いと台風は強くなるとのこと
そこで温暖化を見てみると海水温は毎年上げっているようで、、
年平均気温の長期変化傾向(1979〜2022)
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
海面水温の長期変化傾向(全球平均)
https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/data/shindan/a_1/glb_warm/glb_warm.html
自然災害のときに安全であることが心地いいと思える価値
お家は私たちの生活の拠点であり、家族が共に過ごす大切な場所です。
そのため、火災対策や断熱性能、台風に対する強さなど、どんな時もお家が家族を守り、安心を提供することは非常に重要なことです。
台風や自然災害に対する強さも、お家の安全性を評価するポイントととしてお家づくりの時には少し思い出していただけると幸いです。
また、奈良でしたらココファミーユ|夢工房で。しっかりとした建物の設計と施工により、安心して過ごせる場所を提供しています。
自然災害のときに安全であることが心地いいと思える価値。
長い年月を経ても、その価値を保ち続ける家が実現できるよう、良い家を提供しています。
奈良でお家づくりをご検討の方はぜひご相談ください。