奈良県天理市で自然素材を使った、健康的で快適な住まいづくりを手掛けるココファミーユ|夢工房です。
「子どものアトピーや喘息って、どうしてこんなに治らないんだろう……」
そう悩み、病院をいくつも巡ったり、薬やスキンケアを試してきたご家族は少なくありません。
けれど、“住まいを整えることでアトピーが良くなった” という声があるとしたら、あなたは信じられますか?
実は、私たちがこれまで家づくりのお手伝いをしてきた中でも、そうした事例が何件もあります。
中でも印象的だったのは、あるお客様の一言でした。
「新築の家に引っ越してから、子どものアトピーが本当に治ったんです。」
このような変化は、単なる偶然ではなく 、住まいと健康の間には、私たちが思っている以上に密接な関係があるんです。
空気のきれいな家が、家族の身体を守る
近年の高気密・高断熱化によって結露などを原因とする空気汚染は減少しました。しかし、生活上の空気汚染や化学物質などの影響は増えていると言えます。
つまり、
化学物質を含む建材や、カビ・ダニ・ハウスダストなど、目に見えないアレルゲンが蓄積しやすい環境でもあります。
私たちが建てる家では、そうしたリスクを減らすために、
-
接着剤などの化学物質をできるだけ使わず、
-
断熱材には調湿性のあるセルロースファイバーを使い、
-
内装材には漆喰や無垢材など自然素材を取り入れています。
「空気がきれいな家」をつくることにこだわっています。
住まいが健康に与える影響は、まだまだ不十分
住宅に24時間換気システムの導入が義務化されたのは2003年のこと。
これは、当時社会問題となった「シックハウス症候群」への対策として始まったもので、ホルムアルデヒドなどの揮発性化学物質の室内滞留を防ぐ目的がありました。
しかし、この制度が導入されて20年以上経った今もなお、住まいと健康のつながりについての理解や意識は、十分に広がっているとは言えないように思います。
実際には、換気設備が設置されていても適切に運用されていなかったり、フィルターのメンテナンスが行われていなかったりと、「あっても活かされていない」ケースも多く見られます。
また、換気だけでなく、建材や断熱材、内装に使用される素材がもたらす化学的・物理的な影響も、アレルギーや喘息といった症状に深く関わっていることが、近年の研究でも明らかになってきました。
にもかかわらず、家づくりの現場では、断熱性や耐震性に比べると、「健康への配慮」は後回しになってしまうことも少なくありません。
子どもたちが毎日吸い込む空気、大人たちが一日の疲れを癒す寝室、そのすべてが、もっと“やさしい空間”になっていいはずです。
これからの住まいに必要なのは「やさしさ」
私たちは、ただ“自然素材の家”をつくっているのではありません。
“暮らす人の体と心にやさしい家”をつくっています。
「家族の安らぎ」を追求したら、そこには自然の強さとやさしさがありました。
ぜひ、お家づくりに自然のやさしさを取り入れることを考えてみてください。